ヒップは上半身からぐいっと持ち上げるべし!

からだの変化と気付き

ヒップは上半身からぐいっと持ち上げるべし!

 

くびれたウエストとセットにしたい、上を向いたお尻。
くびれたウエストを作るためのCAT&COWや、後屈のポーズを続けても、
骨盤の調整をしながらなので、それだけでお尻が上がったりします。

しかし、お尻っていうのは、残念ながらそれだけでは足りないのです。

なぜなら、お尻の筋肉は、体の中でもっとも大きいからです。
もっとも大きい分、脂肪が付きやすく、そしてその脂肪が垂れやすい。

 

そして30才代になると、筋力や代謝機能が、ガタッと落ちてしまうので、
今まではそんなに気にならなかったお尻の垂れが、

なーんか太ももの後ろに当たっている気がするし、

なーんか汗をかいたら、肉同士がべったりくっついた気がする…

なーんか、いままではいてたパンツは履けるけど、ウエストの位置が下がったりする…

持ち上げても持ち上げても、下がってくる…

ふと鏡に映ったお尻が四角くなってる…

デスクワークのしずぎかと思っていたけど、お尻が平たく形状記憶されている…

 

筋肉や脂肪細胞にも、記憶機能が備わっているかのように、
ずっと椅子にすわりつづけているとお尻はぺったらこだし、
ずっと指輪をしてても、そこだけ指輪の太さのままになります。

逆に考えれば、

ぷりっと持ち上がったお尻を鍛える、ということが日常になれば、
お尻はぷりっと持ち上がった状態を記憶してくれるのです!

 

じゃあ、骨盤矯正椅子に座り続ければいいかというと、
座らないよりはましでしょうが、筋肉を鍛えた事にはなっていないので、
ぷりっとしたお尻は保つことができません。

 

Minimal trainingとしては、全身の連動を使って、
指先から上半身から、お尻を持ち上げていきます。

上半身からどうやって持ち上げるのか?

答えはこのポーズを正しくすることです。
そのポーズとは…

 

 

そう!ダウンドッグ(下向きの犬)のポーズです。

ダウンドッグはヨガの定番ポーズの一つで、
太陽礼拝にもでてくるのでご存じの方も多いはず。

足と手を床についてお尻は天井を向けたこのポーズ。
イヌというよりかは、山という感じがしますが。

 

この時、お尻を天井に着き上げた状態で、

ヨガ教室では、「リラックス~」と言われます。

リラックス―と言われたら、
太もも、ふくらはぎ、足首までものすごくストレッチ感があって気持ちいのです。

そして、リラックスって言われると休んでいいのだ!と思ってしまい、
(そう思っていたのは私だけかもしれませんが…)

ついつい、はぁ~とお腹がぬけてしまいます。

 

お腹がぬけると、手首に全体重をかけてしまうので手首を痛めることにも。
そして、お腹がぬけると、お尻はずるっと下がってしまいます。

 

つまり、上半身からお尻を持ち上げるためには、お腹の力はぬいちゃだめです。

 

上体からお尻を持ち上げるためには、お腹の力は抜かないダウンドッグが正解です。

 

お腹の力がぬけないように手の位置や、座骨の位置、足の位置をよく確認して行いましょう。

 

お尻をぷりっと持ち上げるダウンドッグのやり方

 

1、手の平はつぼみの形でキープします。

2、骨盤の広さで足を開きます。足の指は親指を立てた状態で、まっすぐ前向きにしてください。

3、ひざを少しまげて、深呼吸を3回から5回します。

3、立った状態から手の平をつぼみのまま少し遠目の床につきます

4、手のひらが床、座骨は天井方向に、足裏はしっかり床につける。そして、ひざは、まっすぐじゃなくてもOk

※座骨を下げないようにすることを第一に考えて、ひざは伸びなければ伸びないでもOKです。

5、座骨を天井に向けたまま、お腹の力を抜かないまま、手の平一つ分から二つ分まで近づけてきます。

6、足にも徐々に力を伝えていき、太ももから足首の裏側を伸ばしていきます。

※ここで伸びない人はそのままの足をキープしてください。

7、深呼吸3回

8、片方の足をまっすぐに上げます。

9、ひざは伸ばさずに、お尻の筋肉を刺激している事に集中します。

 

10、ゆっくりと足を卸、片方の足も上げていきます。

まとめ

プリッとしたお尻は、全身を動かして上半身からひっぱりあげるのがコツです。
そのためには、ダウンドッグの時にお腹の力を抜かないこと。

そして、座骨を天井に刺すように、天井に向け続ける事がポイントです。

慣れないうちは、しんどいポーズかもしれませんが、
「お尻をぜったいに持ち上げてやる!」と叫びながらやりましょう!

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