梅雨のだるさはからだの中の湿気が原因!
湿気とりスイッチはここ。
梅雨時期は中も外もじめじめだから
まだまだ続く梅雨。
毎日、じとじとじめじめどんよりで気分の体調も落ち込んでいないでしょうか?
外は雨でじめじめだし、うごいたからだは汗でじめじめだし。
外も中もじめじめじめじめじめじめじめじめ状態。
この時期、なんとなくからだが重くてだるい、と感じるのも当然で、
からだの中の水分が汗としてでていいるのに、外も雨だから、適度に蒸発してくれません。
つまり、水はけがめっちゃ悪い状態。
水分の出口がふさがれてしまっている状態です。
植物でも、水はけが悪かったり、水のやりすぎで、
根っこが腐ってしまったり、うまく育たなかったりするのと同じように、
人間のからだも、適度に水分を排出できない、しにくい梅雨と言う時期は
どうしても体調をくずしがちです。
そこで、今日は、からだの湿気をとてくっれスイッチとなるツボをご紹介します。
中国推拿師さんが産後のむくみから救ってくれた。
中国推拿というのは、ざっくりいうと、中国式の整体です。
ごりごりすることもなく、適度な指圧とマッサージみたいな感じで、
気持ちが良かったです。
中国推拿を受けたときの経験から、この2つのツボが効果的でした。
まだ、授乳中だったころに、どうにも梅雨時期になるとはんばなくむくむし、
肩こりやら、とにかく全身だるかったので、
知り合いの推拿師さんのところで助けてもらいました。
それからというもの、
梅雨時期になると、教えてもらったツボをよく押すようになって、
足も軽くなりました。
ほうりゅう(豊隆)
豊隆というツボは、
足首とひざ下の丁度真ん中に位置します。
足を横から見たときに、すねの外側にある一番盛り上がっている部分です。
このツボは、周辺の経脈に広がったどろどろとした病的な水分(痰といいます)を
外へ出す用に促したり、からだの中の湿気を取り除いてくれます。
足全体にひろがったむくみを一気にとりのぞくツボです。
中医学では、からだが重だるくなる原因の一つに、
どろどろとした水分(痰)があります。
梅雨時期は、この痰をためやくなるので、積極的に出すように促すことが必要です。
痰…あの、痰をイメージするとよくわかります。おじさんが「カー!っぺ!」ってするアレです…
そんなものがからだの中にたまっているなんて想像したら、
そりゃ、どっか悪いかも、ですね。
あしさんり(足三里)
もう一つは足三里(あしさんり)というツボです。
ご存じ松尾芭蕉が奥の細道のみちみちで押しながらいったツボなので、
あれだけの長い距離を歩けるほどの健脚を支えたと思うと、すごいツボですね!
実際、健康長寿のツボのひとつともいわれ、
腹痛、下痢、嘔吐、胃腸の不調、膝痛、足のしびれ、歯痛、歯槽膿漏など、全身への影響があるツボです。
特に冷たいものを撮り始めるこの時期の胃腸には、
日々のケアとして押すのがよいです。
全身のだるさは、冷たいものをとりすぎての胃腸疲れもありますから。
胃腸が快適な状況になれば、倦怠感がなくなり、活力がみなぎってきますよ!
位置の探し方としては
ひざ下のくぼみから指4本分下がった、むこうずねのすぐ外側にあります。
◎まとめ
からだの湿気をぬくツボは、豊隆と足三里。
ほうりゅう(豊隆)はむこうずね外側の一番盛り上がっている部分。
あしさんり(足三里)はむこうずね外側のひざ下から指4本分さがったところです。
ふくらはぎはよくマッサージするけど、すね側が案外見落としがちです。
お風呂の中で、筋肉がやわらかくなった状態がツボを押しやすいです。
あと、むくみやすい夕方も忘れずに、ぜひ、やってみてください!
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