骨盤が前傾すぎるのはX(バツ)~X脚への対処トーレニング~

からだの変化と気付き

骨盤が前傾すぎるのはX(バツ)~X脚への対処トーレニング~

 

一見すると、内またに見えるだけでO脚に比べると、
あまり注目されないX脚。O脚より膝が開かないので、
女性らしく見えるせいでしょうか…女性らしい、というかぶりっこっぽいですが。

しかし、このX脚もまたO脚と同じくらい問題をはらんでいます。

突然足が上がらない…!なんて日が突然やってくる

 

何を隠そう、このブログの筆者もX脚なのです。
しかも、いかにもX脚、というわけではなくて、
かくれX脚とでもいいましょうか、一見わからないのです。

 

ここからは私の実体験です。

20代も後半になりかかかったある日、朝起きたら、急に足が上がらないという現象に見舞われました。
最初は、いやいや冗談かい、と思ったほどでした。

昨日まで痛くもかゆくもなかった足が、急に上がらないのです。

なんとか歩いたり、階段を下りることはできたものの、のぼることは全く無理!
仕事先もビルの5階まで、いつも階段で行っていましたが、このときばかりはエレベーターに乗ってやり過ごしました。
整骨院にいったものの特に原因ははっきりしないまま、とりあえず、ほぐしてもらいました。

次の日には、昨日のことが嘘のように、普通に階段の上り下りができていました。

これは今思うと、X脚気味の足によって大腿骨に影響があったからだと思われます。

 

症状は突然現れます。
しかし、その予兆は、確かにあったのです。

他にも、X脚のままでいると、ひざの外側の骨に負担がかかり、
ゆくゆくは痛みにつながることもあります。

 

X脚とはどんな状態なのか?

X脚の状態をしっておくことで、
これからどこを鍛えて、どこの使い方を変えればいいかがわかってきます。

 

骨盤は前に傾き、股関節が内側に回転しています。
これが太ももからひざはくっついている状態をつくっています。

そして日常生活からくる姿勢の悪さや猫背が、
お尻の筋肉や筋力を減少させて、引き締めららない状態にしてしまいます。
それが、過度の前傾をつくってしまいます。

 

つまり、「反り腰」や「でっちり」の状態です。

 

お尻の筋肉で下半身の土台を引き締められないまま、

上半身をピンっと姿勢よくしようとしても、かえって、腰に負担がきてしまうだけなのです。

 

X脚の原因は?

 

O脚の記事にも書きましたが、
やはり、足裏の刺激不足や、歩き方が大きく影響してます。

足の裏をただしく使えないことによって、影響は上へ上へと移動して、
股関節のねじれへとつながります。

股関節からまっすぐに足をだせなくなれば、
さらに一歩一歩の動きが、股関節に負担を与えます。

 

さらにさらに、筋力の低下!が追い打ちをかけます。

 

何もしなければ、年齢とともに低下する筋力。
これは20代の若さだろうが関係ありません。鍛えなければ衰えます。

若いからと年齢だけにあぐらをかいていると、私のように痛い目をみるかもしれません…

 

筋力が充分にないことで、ねじれた歩行を修正することができなくなります。

X脚の場合は、お尻の筋力の低下がてきめんに表れて、
内側に回った股関節をもとに戻せない状態です。

 

お尻の筋肉が充分に機能しなくなったら、
他の筋肉が動きを補うのですが、さて、それはどこでしょうか?

それは、太もも外側に位置する、

大腿筋膜張筋という部分です。

太ももの外側がパンパンにはってしまうのはかなり残念です。

 

極端にいえば、お尻はぺったらこで、
ふとももは外側にパンパンに張っている。

まっすぐでキレイな足を目指しているのに!

X脚に一押しのMinial training

 

ワイドスクワット→股関節ストレッチ

 

別々にやるのもいいですがスクワット→リリースでやると
より効果的で、気持ちよくトレーニングできます。

ただし、注意点もあります。
ワイドスクワットはちょっと負荷が高めです。
その分効果もありますが、慣れていない場合は、
股関節と足が動きににくく、開かないと思います。

 

ご自身のできる範囲でかまいません。
ひざがつま先と同じ方向に向かうことだけはまもってください。

ひざが内側にはいってしまう場合には、
つま先が開きすぎてしまうので、つま先は少し内側に向けてください。

 

STEP1、両足をできるだけ広げて立ちます。
このとき、つま先は外側、そしてひざの向きも外側にします。
上体はまっすぐに保ちます。もしぐらぐらしそうであれば、
何かにつかまっていてもOKです。椅子の背もたれなんかがちょうどいいと思います。

 

STEP2,ゆっくりとひざをまげます。
ひざは必ず、つま先と同じ方向に向けておろします。つま先より、内側でも外側でもないように気を付けてください。
そしてゆっくりとひざを曲げて降りていきます。

 

STEP3,ひざの角度が90度くらいになったら、さらに下へ降ります。

ここからは無理!と思ったらやめてゆっくりと足を戻してください。
いけそうならば、さらに下へ沈んでいきます。※痛いと思ったら、すぐにやめてください。

STEP4、ゆっくりと戻ります。
足はまだ広く開いた状態にしておいてください。
すぐにもどるのではなく、ゆっくりと戻すためです。

STEP5、外側に向いていたつま先を内側に回して向けます。またつま先を外側に向ける。
内側に向ける。を繰り返して、足の歩幅を少しずつもとに戻します。

 

これを3回くらいくりかえしてください。

 

最初にも書きましたが、負荷の高い運動なので、
からだに無理のないように注意しながらすすめてください。

股関節の柔軟性がないと思う人は、股関節ストレッチをしてから行うといいです。

 

まとめ

 

やせる筋肉もつけることができるワイドスクワットは、X脚の補正にも一躍かってくれます。
若いからと安心するのではなく、積極的にお尻回りの筋肉を強化することで、
魅力的なからだづくりにつながります。

 

でっちりは、美尻ではありません。
でっちりは、筋力がないお尻を必死に隠そうとした結果。

 

美尻は、使える筋力を鍛えた結果。この違いは大きいです。

さらば、でっちりX脚!

 

※下記の注意点を守って無理なく行ってください。
・つま先とひざを同じ方向に。
・無理して開こうとしない
・痛みを感じたらすぐにやめてください。
・足を内、外、内、外と順番にニュートラルに戻る時も、
股関節の柔軟性が必要です。股関節が硬いというひとは、
股関節ストレッチをした上で、行ってください。

 

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