二十四節季を感じてみる~立夏~
2020年5月5日は、子供の日であり、二十四節季の「立夏」に当たります。
「夏」が「立つ」と書いて立夏。つまり、夏の始まりを指します。
5月というと、まだまだ夏という実感はうすいようにも感じますが、
陽ざしや自然界ではもう 夏 です。
本格的な夏になる前にすこしずつ、こころとからだの準備をするために、
自然の暦を活用していきましょう。
立夏のからだ
この時期の特徴としては、
お日様が射す時間帯が増えることによって、人間の活動時間も増えます。
活動時間が増えるということは、たくさん動くので、その分、
血液を循環させる必要があります。
「心の季節」
活動時間が増えて、血液循環が増えるということは、
その分、心臓のポンプ機能がフル稼働しないとおいつきません。
しかし、急な環境の変化で、
心臓の働きがおいつかないことも。動悸や、ふらつきなどの症状として現れます。
心臓のはたらきに重きをおいて、
少しからだが疲れたと感じたら、心から、心臓を静めるように意識する必要があります。
紫外線
お日様の射す時間が増えるということは、紫外線の量も増えるということです。
しかも、この時期の紫外線は、真夏よりも強いのです!
それに加えて、この強い紫外線にからだが慣れていません。
これら両方が影響するので、紫外線対策は必須です。
私も、この時期にバレエシューズを履きだすと、
紫外線にさらされた足の甲に、日光湿疹があらわれるというのがいつものパターンです。
かゆいし、ぶつぶつと赤くなるし、
皮膚をさらすのは少々控える方がよいと経験から思います。
自律神経の乱れ
心臓のポンプ機能がフル稼働するということは、呼吸が浅くなりがちです。
呼吸が浅くなると、自律神経に影響があるので、
いつもより深い呼吸を心がけることで、
自律神経をととのえ、そして、体調を整えられます。
心臓のポンプ機能を助けるトレーニングをしよう
心臓のポンプ機能を助けてくれるのが、
第二の心臓といわれる“ふくらはぎ”です。
ふくらはぎの強化をするトレーニングはたくさんありますが、
呼吸と合わせてする方が、この時期は効果的です。
おすすめのポーズはダウンドッグです。
ダウンドッグのやりかた
STEP1 両足をそろえてたち、吸って、両手を前から上げて背骨をのばす。
STEP2 息を吐きながら前屈。ひざ裏が曲がっていてもOK。
STEP3 息を吸いながら、片足を大きく一歩後ろひき、足の付け根をのばす。
両手はひいてない方の足の横に置く。
STEP4 息を吐きながら、もう片方の足を後ろにひいてそろえる。
前へだす。両手から背骨、お尻は天井へ向かってのびる。りょううでは伸ばした状態で、深い呼吸をする。
できるだけかかとは床につけたいですが、
もし、最初はひざが曲がって、かかとが浮いてしまってもOKです。
少しずつ、床に近づけるようにしていきましょう。
まとめ
陽ざしがきついと感じるのはあながち間違いではなく、
実際に、真夏より強い紫外線がふりそそぎます。
乾燥やシミ、シワに代表されるような紫外線からの老化現象をさけるためにも、
暑くても、肌のガードはかかせません。
そして、心臓のポンプとふくらはぎのポンプをダウンドッグによって強化して、
真夏にむけての準備をしていきましょう!
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