二十四節季を感じてみる~穀雨~
四月二十日。今日は、雨。まさに穀雨です。
二十四節季の清明の時期が過ぎて、
桜の花も散り、新緑が輝き始めました。
鴨川の色もピンク一色から、黄緑色になり、
色合いが変化してきました。
緊急事態宣言で外へ出にくい上に、雨によりさらに出にくい状況になり、
ストレスがたまりそうですが、
自然界の動きを知って、
うつうつとした気分は自分のせいではないし、
環境の変化にあるということを少しでも知ってもらえたらと思います。
穀雨とは
その新芽がぐんぐん成長するために必要な水。
恵みの雨が植物をさらに大きくする。
そのために必要な時期なのです。
本当に自然はよくできていると思うのです。
自然界においても、水をたっぷりと必要とする時期ならば、
人間のからだにも、水をたっぷりと必要とするはずです。
しかし、人間は、植物とは違って、
自分の意志で、水を飲むことができます。
そうすると、自然からの恵みの雨と
自分が飲む水、両方からの水のバランスがとれていないと、
からだにとっては負担なってしまうことも。
穀雨の時期のヒトの変化
からだ
雨が降るということは、低気圧の状態。
低気圧というのは、気圧が下がり、晴れの日(高気圧)から比べると
「空気で圧力がかけられたからだ」(晴れの日)
圧力ができ度にかけられた状態から、
圧力が弱くなり(雨の日)、
「中が空洞の臓器」は膨らむ傾向にあります。
血管も内臓も、からだそのものも、「空」をもつ人間は、
いとも簡単に、この圧力に左右されてしまいます。
低気圧によって膨らんだ状態になると、
本来は、縮んだり膨らんだりすることでバランスを保っていたからだが、
バランスを崩し、
めまい、頭痛、神経痛、重だるい、むくみ、などの不調に表れてきます。
こころ
自律神経への影響や、重だるいからだや、直接的な痛みを伴うので、
精神的なダメージも大きくなります。
ただでさえ、ストレスフルな毎日なのに、
重たい雲が頭の上にもたげていたら、
その鉛色の空をみるだけでも、気がめいってしまいます。
天気が気持ちを必要医所にさらに落ち込ませてしまいます。
ふくらんだからだを引き締めるトレーニングが最適
気圧で膨らみやすいからだは、縮みにくいという状態になっているので、
積極的に押さえる、締めるように動くのがおススメです。
ヨガとして、腎系を整える動きや、スーパーフィシャルバックラインを
中心にトレーニングすると、
不調からくる胃腸ストレスに効果的です。
引き締めるトレーニングは山ほどありますが、
ミニマルトレーニング一押しの、開脚システムの開脚をすれば、
足の指から始まって、
丹田の活性、前身のトレーニングでからだを整えられます。
のびのびストレッチ開脚とは違い、
腹圧の伸縮も十分に行えるし、
鼠蹊部から内腿の適度なストレッチもできます。
開脚ができなければ、
片足ずつの開脚でもOKです。
晴れ間をぬって、
ランニングやウォーキングなどの有酸素運動で、
筋肉や血管のポンプ作用を強化するのも効果的です。
むくみ解消におすすめの食材
水分の取り方にについてです。
運動をして2L飲んでいるならまだしも、
運動も十分にできていないのに、水ばかりとっていたら、それはからだには多すぎます。
外からの湿気もあるこの穀雨の時期には、
水をのみすぎること、
冷たいものを食べ過ぎるのは控えた方がいいです。
水を保水する食べ物は避けた方がいいですね。
適度にからだを温めてくれる食材としては、
「鶏肉」です。脾胃を温めて、気を補ってくれます。
体力や血流不足の女性には、持ってこいの食材です。
料理のバリエーションも多いですし、比較的手ごろな値段で購入しやすいのも、
優秀な食材です。
まとめ
穀雨は植物にはめぐみの雨ですが、
人間は、からだの水分量に注意しましょう。
低血圧の時は、からだが膨らみやすいので、
トレーニングは引き締め効果やポンプ機能を強化できるものにしましょう。
食材も、適度にあたためる「鶏肉」を上手に取り入れてください、
家の中で、フライドチキンを食べながら、開脚、で解決ですね!(笑)
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