O脚は足裏からやってくる
どんなに若くて、キレイに着飾っても、
残念ながら、おばあさんぽく見えてしまうことがあります。
それは、O脚。
後ろから見るとおばさん、またはおばあさんに見えてしまう。
なんとも損な体形です。
O脚の人、いわゆるがに股歩きをしている人を見て、
足からお尻に視線をうつすと、
お尻は平べったく、垂れ気味になっています。
さらに、お尻から上半身に視線を移すと、
たくましくて、頼りになりそうな広い背中が見えてきます。
肩周りは、もりもりと肉付きが良く、
これまた、おばさん要素が満載です。
それら、全体を一瞬で見て、人間はおばあさんっぽさを感じてしまうのです。
どんなに一流ブランドのスカートを履いていても、
スカートから出た足ががに股だたったら、魅力もスカートの価値も半減してしまいます。
はっきりいってもったいない!!!!!!!
O脚は生まれつきだから、と諦める前にできることはたくさんあります。
そして、改善方法はあまたあれど、実感と確実な方法で最短でキレイになってもらいたいと思うので、
その方法も公開します!
どうしてO脚になってしまうか?
その前に、どうしたらO脚の改善ができるのか?見ていきましょう!
「一生の足の形は、10歳前後までに決まる」と言われます。
確かに、大人になって外見に気をつかうようになったころに、
あわてて足の形を矯正しようとしても思った効果がえられないことが多いと思います。
それも、そのはず。
10歳までに決まってくる、ということを知っていたら、もっと早くからやっていたのに…!
10歳までに、どれだけ足に必要な刺激を与えられたかによって、
足のつくりに影響があります。
平らなコンクリートばかりを歩き、
常に靴や靴下で足を覆ってしまう。
これって全然珍しいことではなくて、現代においては、むしろ当たり前です。
靴を脱いで過ごすなんていうことのほうが、よっぽど意識しないとできないです。
しかし、坂道、砂利道、山道などいろいろな場所を、素足にちかい状態で歩くことのない、
つまり、足裏への刺激が少なすぎることによって、
足が鍛えられる機会は奪われてしまい、
足裏がもつ本来の機能を発揮することができなくなります。
足裏本来の機能とは、3点保持とアーチによるところが大きく、
アーチがしっかりと作られないために、
外販母子になったり、浮指になったりします。
そして、その不調をかばうかのように毎日歩くため、
偏って、ねじれた歩き方をしてしまいます。
それがひざ、股関節、骨盤、腰などへ影響します。
特に骨盤の位置が後ろに傾いてしまうことが、O脚の大きな原因です。
つまり、O脚だからといって、
膝だけを直してもだめだし、
骨盤だけを直しても根本的な解決にはなりません。
根本的な解決にするならば、
足裏という、土台の修正から始めなければ意味がないわけです。
日常動作でできる解決策2つ
1、衝撃を吸収する歩き方
まずは、歩き方を見直して、その上に乗っかっているからだへの負担を減らしていきましょう。
かかとから歩く、とよく言われますが、
人間の足としては、かかとから着くのは少々衝撃が大きすぎます。
例えば、20センチくらいの場所(少し高い縁石など)からジャンプした時に、
かかとからジャンプすることはしないと思います。
たいて、着地は足の指から始まり、かかとをつけます。
歩くのも同様で、からだを足の裏で支えていて、歩くたびに移動する体重を受けています。
かかとから着地するよりも、足指から着地したほうが、
衝撃が少なくてすみます。
足からの衝撃が少なければ、ひざ、骨盤、腰、上半身への影響は少なくてすむはずです。
STEP1、ひざをいつもより1~2cm上げるように意識します。
STEP2,足指→指の付け根→かかとの順番で着地をするようにします。
2、ひざをゆるめる
開脚トレーニングの時にもひざをさわることが多いのですが、
このひざの硬さ!ったらありません!
もうガチガチガチガッチガチ。
しかも、ゆるめてください、といっても緩まらない人の、なんと多い事!!びっくりします。
かくゆう私もひざガチガチの仲間でしたから。安心あれ。
ひざは緩まります。
ひざをぎゅっと固めてしまうと、
足裏からの衝撃とねじれを調節できないため、
固まったところの動きを補うべく、骨盤や腰回りで調節しようと頑張ってしまいます。
結果、骨盤や腰回りのこわばりは、
上半身のゆがみや猫背へとつながっていきます。
いいクセにする!ひざをゆるめる方法
STEP1、立つたびに、にひざを曲げたり伸ばしたりとバウンドさせるようにする。
STEP2、ひざまわりをマッサージする。軽くたたいたり、さすったり。
超おすすめトレーニング
本気で悩んでいる方は、日常動作プラスでO脚に特化したトレーニングをおすすめします。
プラスするのは、内転筋を強くするトレーニングです。
足裏や、ひざなどを動かすことができるようになったら、
ふとももの内側にある、内転筋を引き締めていきます。
いろいろな方法がある中でも、
私が一番効いたのは、バレエのプリエです。
ただし、足はポジションに置かないので、厳密なプリエではないです。
O脚がまっすぐ足になるプリエ
STEP1、足を骨盤幅に開いて立ちます。足の親指はたてます。(絶対に!)
STEP2、トレーナーにひざの外に手を当ててもらい、そのまま、ひざを外にまげて
プリエをします。
トレーナーの手を膝の外で押すように膝を曲げます。
ひざがクの字に曲がったら、膝をのばして、もとの位置に戻ります。
ただし、戻る時にも、膝を外に押しながらもどってきます。
これを3~5回繰り返します。
簡単なようですが、これがやってみるとめっちゃきついです。
もちろんサポート無しで行うと、余計な力が他の部分にかかるので一人ではできませんが、
トレーナーの手をかりるからこそ!のトレーニングです。
普通にバレエをする人でも、プリエやグランプリエをした時に上半身がぐらぐらしやすい人は、
安定したポーズができるので、超絶おすすめです!
まとめ
O脚は、膝だけ矯正しても、
骨盤だけ矯正しても戻りにくいです。
なぜなら、その根本原因には、足の裏にあるから。
足の裏の3点とそれぞれをつなぐアーチを強化することから始めて、
太ももの内側の強化につなげることで、
もうおばさん体形には戻らない!戻さない!
後姿を若く保つことはいくつになってもできますよ!
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