ダイエットの鍵は”心地よさ”
GW前の自主トレで鴨川を走りました。
新緑の季節。熱くも寒くもない心地よい風。
そして、何よりも、からだひとつで、
走ったり、ヨガしたり、ストレッチしたりと、心地よい時間を過ごせること。
忙しくて、頭の中がごちゃごちゃになっても、
この時間があれば、自分のバランスを保つことができます。
『自分の心地よいペース』
これを知ること、そして、保つために実践することが、
実はダイエットすることに大切なことだって知っていましたか?
有酸素運動をしても痩せない!?なぜ?
痩せようとして運動をしている人には、悲報です…涙
運動してからだを動かす=絶対にやせるからだができる
と思っている人。多いと思います。
しかし、実際にやってみると、あれ?全然かわらん?
こんなに頑張っているのに!
もう、やーめた!とな。
実は有酸素運動をしたとしても、やせないのには理由があります。
理由1、運動しすぎ
運動すればするほどいいのか?というとそんなことはありません。
一回の運動で、1時間以上の有酸素運動をすると、体は脂肪を蓄えようとするのです。
脂肪を燃焼させたいのに、これでは逆効果になるというわけ。
気持ちはがんばってやせた気分になっても、からだは消費する状態にはなっていません。
そして、負荷が強すぎても、弱すぎても運動も脂肪燃焼にはつながりません。
運動すると、心拍数があがるのですが、
脂肪が一番燃えやすいのは、その人の最大心拍数の50%から70%くらいだと言われています。
最大心拍数の計算はどうやればでるか? 最大心拍数=220-自分の年齢 です。
40才の私の場合、220-40=180が最大心拍数。
目標の心拍数が、だいたい最大値の60%くらいだとすると、
最大心拍数×0.6で 目標心拍数がでますね。
私は目標108
なので、運動している時に、10秒間頸動脈をさわり18回くらい脈打つ状態なら、
脂肪燃焼、ダイエットには最適な状態ができている、ということです。
そして、1時間以上はしない。
今は、心拍数をはかるウェアラブル端末がたくさんでているので、そういったものを使用するという賢い手もあります。
理由2、消費カロリー(燃焼する方)よりも、摂取カロリー(食べる方)が多い
わかっちゃいるけどやめられない、のが食べる事。
一日3食はかかさず食べるのに、一日3回運動して、って言われたら、
えーーーーーーーってなるのはなぜでしょうかね?ふしぎ。
でも、ダイエット初心者でもわかること。
食べて動かなきゃ、そりゃ、お肉は増えます。
理由3、筋肉量がそもそもすくない
有酸素運動しても1ミリも体重がかわらない、と嘆く人は、
まずは筋肉の量を疑った方がいいと思います。
筋肉を大きくするための筋トレと、たんぱく質をたくさんとって、
まずは筋肉を適度につけます。
筋肉はスタミナにもつながるので、
筋肉なしで有酸素運動すれば、きっと、長くは続けられないはずです。
すぐにつかれてしまうな、と実感のある人は、
軽い筋トレを習慣化することが先決です。
あ、このとき、体重を目安にはしないほうがいいです。
体重は増える可能性があります。
体脂肪をみましょう。
理由4、停滞期
運動を継続的にしていて、そこそこいいところまできているのに、
その先がなかなか…
それは、からだの自然な反応です。むしろ、停滞期は当然やってくるものだと思ってください。
人間の関係と、自分自身のからだとの関係は結構似ていて、
人間関係だって、マンネリや停滞する時期はくるもの。からだも一緒。
女性なら、生理周期をみてみたり、ダイエットサイクルを見直す、いい機会です。
このときに、あわてて、食事を減らすとかは、しないでください。
ただでさえ、からだは飢餓状態と認識し、体重を落とさないようにしているのですから、
ここで、極端な食事制限をすれば、体重は落すどころか、
ますます、体重を落とさないようにしなきゃ、と働くからです。
自分の”きもちいい”をベースにすべし!
運動はつらいから、きついから、しんどいから嫌い。
そうです。つらいこと、きついこと、しんどいことって続きません。
しかし、運動がきもちいい、ってからだが感じたら、続けられるものです。
また、やりたい!と思うものです。
運動しすぎ⇒しんどくないところから少しずつ始める
心拍数が上がりすぎたり、時間が長すぎては逆効果ということでした。
心拍数を常に把握しておくのも一つ。
もう一つは、少し息があがるけど、しんどくない、ところからスタートすることです。
たとえば、走りたくないけど、有酸素運動は必要だと思ったら、
ヨガからスタートしてもいいし、日常の歩くスピードを少しはやめてみます。
無理してない!続けたい!と思う事からスタートすることが大切です。
そして、慣れて来たら、徐々に負荷をあげればいいのです。
負荷のかけかたがわかららなかったら、連絡ください(笑)
ついつい食べ過ぎちゃう⇒メリハリが大事。からだを動かす日だけは気を付けてみる
食べるときは食べる。
そう、メリハリがなきゃ、です。
だから、仕事前とか、運動前は、食べたらしんどくなるので、
その時は、ちょっと量と質に気を付けてみる日にします。
そして、食べていい時。
たとえば、週末の夕ご飯はおなかいっぱいたべるとか。
仕事がうまくいって頑張ったご褒美を自分にあげたい時に食べる、とか。
メリハリです。
筋肉が足りない⇒欲しい場所を決める
全身ムキムキになる必要なんてないのです。
え?なりたくない?
女性は、そもそも男性ほどムキムキにはなりにくいものですから、
やりすぎくらいでちょうどいいかもしれない、といつもおもいます。
毎日やったとて、そんなにムキムキにはなりません。
例えば、お尻がたれてきたな、と思う節があるならば、
丸い、プリッと上を向いたお尻を目指してみます。
そうすれば、筋肉が大きくなっても、ヒップアップになるので、
スタイルも女性らしく美しいからだになります。
腕のふりそでをどうにかしたい、と思うのであれば、
上半身の筋トレをしてみるとか。
やはり、目標なくしてはがんばれないですから。
理想じゃなくて、目標ね。がんばりましょう。
停滞期⇒あきらめる、ほっとく
時にはあきらめも肝心です。
何をやっても効果がでないときは、ちょっとほっておく。
何を言ってもきかない子供をほっとくかのように(笑)
からだも、こどもと同じようにしてみます。
だって、からだの自然な反応ですから。
どうこうできるものではありません。
ただ、今までの食事管理や、運動は続けておいて、からだの自由にさせてみてください。
また、やりたくなるような運動や、行動が出て来たら、
その時はどんどんできるように、ちょっと、エネルギー保存中ということで。
まとめ
なかなか痩せない、ダイエットが続かないと思っているのであれば、
自分の心地よさ
をとにかく、追及してみてください。
やっていくなかで、これはどんなにやっても無理、きらい、というものが出て来たらやめればいいいんです。そしたら、新しい次のステップに進めますから。
いやいややるより、楽しくやるほうが、何事もいいですから。
からだも、脳も吸収する力がぜんぜん違います。
自分の気持ちい、という感覚をないがしろにせず、
ぜひ、大切に扱ってみてください。
きっと、自分にあった方法がみつかりますよ。
わらかないときは、一緒に探しましょう!
コメント