生きる屍歩き⁉鴨川のウォーキングデッド。

運を動かす鴨川ランニング

 

緑燃ゆる初夏。梅雨の晴れ間ですが、日中の最高気温は30度近くまである京都です。

あまり高い気温の中、激しい運動を行うとからだへの負担も大きいため、
最近は、朝のなるべく早い時間に、鴨川ランニングをしているYu-kiです。

同じように考える方が多いようで、
9時前に鴨川河川敷を歩いたり、走ったりする人が増えてきました。

緊急事態宣言もあって、まだテレワークが続いているため、
積極的に運動する時間を設ける必要性を感じていることも増えた原因になります。

そこで見た、本日の恐怖の光景をお話したいと思います。

生ける屍⁉ゾンビのような…

鴨川を走りつつ、下鴨デルタから飛び石を超えて東側河川敷に移動すると…

縁石に3名の男性老人が座っていました。
帽子を目深にかぶり、自転車を傍らに寄せて、ただ、じっと鴨川を見つめる3人の老人たち。

何かを予兆させるような気持ち悪さを感じながら、

それを後目に、

どんどんと走り進めると、
視線の先には、また男性老人が3人か4人ほどがばらばらとこちらに向かって歩いてきていました。

道を歩く人もいれば、芝の上を歩いている人もいました。
道なりにいってはいるものの、どこか、目的地を定めていないように歩く老人たち。

皆、一様にやせ形体形だったのですが、
マスク、帽子、ジャージというスタイルがより正体不明さを醸し出し、
加えて、わらわらと横並びではあるものの、一緒に歩いているわけでもなく、
それぞれがそれぞれに歩いていました。

一瞬、ウォーキングデッドのゾンビシーンを彷彿とさせ、
ああ、ちょっと怖いな、と足早に駆け抜けた私。

彼らは健康のためのウォーキングだったにもかかわらず、
私には、ふらふらとわらわらと目線もさだまらず、無目的にあるくゾンビのように見えたのです。

そして、走りながら考えました。

何が、ゾンビにさせているのか、を。

 

胸が落ちると、ゾンビになるよ!

同じように老人男性でも、ランニングしている人には感じなかった恐怖。

 

その正体は、胸、にありました。

 

胸が落ちる、ということは、猫背気味で背中が丸くなっている証拠です。
胸を張るの反対の状態だと思っていいと思います。

胸が落ちて、背中が丸くなっているということは、
顔が前にでて、
腹圧がぬけていて、お腹はふにゃふにゃ。

上半身を支える下半身もまた、その重たさを引きずるようにすり足で歩きます。

太ももはあがらず、ひざが痛いのか、腰が痛いのか、足首が痛いのか、
どこかに痛みを抱えたまま歩いているようです。

とてもしんどそうに歩いています。

歩かないよりは、運動しないよりはいいのかもしれないな…と思いつつも、

間違った歩き方で何万歩歩いても、果たして意味があるのかな?とも思います。

間違った歩き方を続ければ、
間違ったからだのつかいかたのままだし、
痛みを抱えていたとしたら、
その痛みを悪化させることになるからです。

ゾンビになる原因はいろいろあるけれど。。。

さきほど、胸が下がっていることが原因と申しましたが、
もともとは、足腰の弱さや、別の要因から発生した可能性もあります。

生活習慣からくる姿勢が原因の可能性もあります。

ただ、普段の日常生活の姿勢を、何ら正すことなく、とりあえず歩きはじめることは、
意外と危険かもしれないな、と感じました。

原因がいずれにしろ、
日常生活からの悪い姿勢をなるべく持ち込まないようにするには、
歩く前にしっかりと、準備運動やストレッチをすることが大切です。

上半身のストレッチをすれば、
呼吸器を覆う筋肉もスムーズに動き、酸素をたくさん取り込めるようになります。

ウォーキングのそもそもの目的は、有酸素運動なわけですから、
酸素をいかに、からだに循環させるか、
そこに注意しなければ、意味を持たなくなるでしょう。

下半身のストレッチをすれば、
腰から太ももの筋肉や可動域を広げやすくなります。

上半身の重さの影響を受けたとしても、
しっかりと、開く、伸ばす、ける動作から、
上半身へと力をあげることができます。

上半身、下半身ともに、動く前にしっかりと準備しておくことで、
はじめて”いい運動”になるのです。

 

まとめ

 

夏のホラーには少々早いですが、
河川敷を走った時の恐怖と、
気をつけなければ、自分も20年後にはそうなる、という恐怖を書かずにはいられませんでした。

最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。

 

皆様の、走った時の恐怖体験お待ちしております(笑)

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