怒りをコントロールする方法~呼吸編~

からだの変化と気付き

怒りをコントールする方法~呼吸編~

 

休校措置から4日目。
地域によっては、もう一週間近くになります。

不要不急以外の外出ができなくなり、
子供と四六時中、家で過ごすことが多くなった方も多いのではないのでしょうか?

ラジオでもいっていましたが、
(うちにはテレビがないので、朝はラジオでニュースを聞きます)

外出できないことなどが理由で、

・いつも以上に子供をきつく叱ってしまったり、

・怒りにまかせて手が出てしまったり、

・怒りやイライラの感情がいつまでもきえなかったり、

・ストレスを感じている

そういう相談が増えてきているのだとか。

 

かくゆう我が家も同様で、
小学2年と年長の男の子がふたりなので、まあ、やかましいったらないです。

話す声や笑い声を聞いて、微笑んでいるのは最初だけで、
あとは、ノイズにしか聞こえないです。

「静かにして」ということを言ってみたところで、
持つのは数秒。
またすぐに始まるのです。

遊んでいても、だんだんとエスカレートしていって、
どったんばったん、ガタガタごとごと、尋常じゃない音がします。

それよりもひどいのは、ひそひそと静かになると、
今度は何かしら悪いことをやらかしています。

うるさくても静かにしてもなんかやらかしているんです。
いずれはばれて怒られますが、その繰り返し。それが毎日。

そりゃ、親はまいってしまいます。
こっちはまじめに怒っても、
まったく、効いてる様子がないのもまた腹立つ。

 

子供をコントールしようとするよりも、
自分の感情をコントロールできるようになったほうが、
後々を考えても得なので、

この期間は、母の試練、鍛錬だと思って、いろいろやってみるのがよいと思います。

 

その一つに、呼吸法。
呼吸の仕方で、怒りの感情を手放すのです。

 

呼吸法が抜群にこころとからだに効果的な 3つの理由

1、呼吸だけが、意識的に自立神経をコントロールできる

 

自立神経には、交感神経と副交感神経とがあります。

◎交感神経の特徴(アクセル)
主に日中の活動時間帯に出番が多い。 以下のような傾向がからだに現れます。
精神―緊張、脳― 興奮、呼吸―早くなる、子宮―収縮

 

◎副交感神経の特徴(ブレーキ)
主に夜の活動時間帯が出番。
精神―リラックス、脳―安静、呼吸―ゆっくり、子宮―弛緩

イライラしたり、神経が高ぶっているのは、
交感神経の緊張で収まらない状態というわけです。

 

これを呼吸で強制的に、緊張をときほぐすのです。
筋肉をマッサージするような感じで、
神経をマッサージしてくれるのが、呼吸というわけです。

 

2、からだの司令塔、脳ををまもる

自律神経や交換神経、からだの運動神経など、
すべての神経にオーダーをするのは、脳の役割です。

しかもその脳。
大好物は酸素なのです。

酸素をからだにとりこむためにはどうしたらよいでしょう?

そうです。呼吸しないと脳は正常に機能しません。

 

その脳が、今回のような缶詰状態で、ストレスフルになっていたら、
脳が健やかな状態ではなく、
老化も進んでしまうでしょうし、
からだのどこかが痛くなったり、悪くなったりすることもあるのです。

 

 

3、意識的に呼吸することで、ウエストが引き締まる。

 

呼吸する次いでに、ウエストも引き締まりますよ、
ってわかったら、絶対やりますよね?!

少なくとも私は、積極的にやります!!!

吸う息と、吐く息では使うところが違います。

吸う息は肋骨から首までの筋肉を主に使います。
一方、吐く息は、鎖骨から腹直筋やら、内腹斜筋などの、

ウエストが気になる人がよく鍛える筋肉を使うのです。

 

つまり、

ウエストを絞りたかったら、呼吸はしっかり吐く。
しかも、体幹の内側にアプローチするので、内側から引き締めていきたい人にとっては、
やらなくてはならい、必須な運動なのです。

 

イライラして、上に上がっていく気を、
呼吸で意識的に下に下に下げることで、
からだ自体のイライラはおさまるのです。

 

いつでもどこでもできる呼吸法

子供がそばにいたり、
家事や、勉強をみたり、やることが山積みな
忙しいお母さんがたに、スキマ時間にぜひ、やってみていただきたいです。

細かいことにはこだわらず、
とにかく、やってみてください。

 

ヨガの呼吸法“クンバカ”という方法です。

 

始める前に、血圧に問題のある方は、
主治医に相談してから、行ってくださいね。

 

とにかく、クンバカ!トニカクンバカ!!

①椅子に深く座り、足を肩幅に開き、足うらを床にしっかりとつけます

②座骨を椅子にすけて、上半身は、椅子に垂直におく

③鼻から3秒すう。 お腹の上に手を当てておいて、お中を膨らますように吸う。

④3秒息を止める。クンバカ、クンバカ、クンバカ

⑤⑤鼻からゆっくりと6秒(倍ちかく)かけて吐く。

 

お腹のふくらみを意識しやすいのでできれば座ってやるのがいいですが、

からだが椅子に座れなくても、
お風呂の中でもいいし、
寝る前の布団の中でもいいし、
調理の最中に立ちながらでもいいし、
こどもの一言にかちんっときたときでもいいので、

 

『とにかく、クンバカ』『とにかく、クンバカ』『とにかく、クンバカ』『とにかく、クンバカ』

『トニカクンバカ!』と覚えてやってみてください!

まとめ

呼吸をすることでこころもからだもリラックスする理由

1,呼吸だけが、意識的に自立神経をコントロールできるから
2,からだの司令塔、脳を守る
3,ウエストが引き締まる

リラックスする方法は、『とにかく、クンバカ!』と覚えておく。

臨時休校が終わる来月には、
感情のコントロールなんてお手の物、
ちょっとしたことには動じない私、を目指しましょう!

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