ウィルス予防は喉から

からだの変化と気付き

ウィルス予防は喉から

 

鴨川の桜がきれいな季節がやってまいりました。
あぁ、春を感じますね。

一つ一つの花は小さいのに、たくさん集まると本当に華やかです。

今週末の雨と来週の雨が恨めしい…

 

そんな桃源郷みたいな空間を走っている毎日。

からだに取り込まれる空気のひんやりした感じから、
からだに溶け込んでいくようなやさしさを感じます。

しつこいですが、春っていい。
花粉症は遠慮したいですけど…

30分くらい走っていると、じんわりと汗をかきます。

 

暑いなぁ、と思ったらどうしますか?
上着のチャックを下して、首回りをまず、涼しくします。

それだけで、全部脱がなくても、適度に温度調節ができますよね。

そう。首というのは、からだに入るものも出るものも、からだの中に入るものも出るものも、
全てが出入りする場所です。
当たり前すぎますが、忘れていたでしょう。

コロナウィルスに感染しないために、手洗いはよくすると思いますが、
うがい、も同じくらい大事です。
その存在をお忘れなく。

すべて出入り口、くびという場所

首回りの衣類をとり、解放するだけで、
体温の調節やリフレッシュすることができるように、

首の通り道・のど(気道)をなるべく、解放して、広くすることは、
自律神経の調節や気分転換に必要不可欠です。

気道、って書くくらいです。

まさに気の道なんですよね。

ここが詰まっていたり、滞っていたり、いがいがしたり、痛んだりすると、
体調が悪くのは当たり前で、
風邪の菌やら、ウィルスの菌やら、ばい菌の増殖につながったり、
呼吸の量も少なくなっって、(気が付かないレベルで)
呼吸の量が減ることで、呼吸が浅くなり、
緊張しやすくなったり、
首回りがこわばったり、固まったり。

当然、肩こりにもなるでしょし、
慢性的に自分の弱いところある人は、そこが痛みます。

そして、体調の悪化への一途をたどり、
風邪をひいて、発熱にいたったりします。

できれば、大火事になる前に、ぼやで消しとたい!
働く母は、体調なんて崩してられないですからね!

吸うのはお鼻の仕事です

 

では、どうやって首の通り道、つまり気道を広げられるのかというと、

鼻(はな)

で呼吸すること、です。

鼻で呼吸?当たり前じゃん、と思ったそこのあなた!
今、鏡を見てごらんなさい!口‼空いてますよ!

そう。実際に鼻呼吸をしっかりできている人は、案外少ないです。

みんな無意識に口呼吸になってしまっています。
口呼吸になるのには、姿勢が大いに関係するのですが、そのお話はまた次回。

 

口呼吸をすると、乾いた空気が直接気道に入り、

細胞の表面に傷がつきます。

そこに、最近はやりのウィルスたちが入り込んで来たら、

傷口に塩を塗るみたいに、

その傷口からウィルスが繁殖してしまいます。

そして、ウィルスと戦った結果、のどが痛くなる、という具合です。
荒れ果てた戦場みたいに。

かぜのひきはじめによくあるパターン。

 

少しだけ仕組みをしっておいてね

 

本来、人間のからだの構造としては、
呼吸、特に空気を取り込むのは、鼻から、が正しいのです。

 

鼻には鼻毛があります。
その鼻毛がフィルターの役割をしています。

鼻毛フィルターは、ブラシでほこりを落とすみたいに、
空気中の不要なものを取り除いて、キレイにします。

さらに、加湿器の役割もして、
鼻の穴の中を加湿し、

からだに取り込みやすい状態に変えてくれます。

 

加湿器付空気清浄機じゃないですか!
そんな高性能なものがからだに搭載されていたんですねぇ。

小さな、ほんの少しの毛が、
自衛隊なみの活動で敵を倒してくれているわけです。

 

鼻は口よりも小さいですから、
必然的に一回に吸い込む空気の量は少ないです。

 

しかし、空気を少しずつ、ゆっくりと、吸うことができます。

そうすると、横隔膜の動きが大きくなるため、

深い呼吸へと続きます。

口呼吸では、水面でおぼれそうになるみたいに、
浅く、早い呼吸しかできません。
浅く早い呼吸では、横隔膜がゆったりと動くことができないのです。

横隔膜をしっかり動かして呼吸するためには、
鼻呼吸がかかせない、という仕組みになっているわけです。

 

ぜひ行ってほしい実験があります。

 

【やってみてね!】

①口を開けて、空気を吸ったり吐いたりしてみてください。

②次は、口を閉じて、鼻で、空気を吸ったり吐いたりしてみてください。

 

どちらが、ゆっくりと長く呼吸できますか?
もしかしたら、そんなに変化を感じないことがあるかもしれません。

その場合は、呼吸のトレーニングをおすすめします。

変化を感じない、ということは、
まず、ちゃんと呼吸ができていないので、

何度も何度も行ってみる事が大切です。

 

走ってみると呼吸を意識できるようになるよ

手っ取り早いのは、
呼吸をからだに強制することです。

その一つの方法として、走ってみる、ことをおススメします。

走ると、呼吸せずにはいられないですから。

しかし、
呼吸に慣れて来れば、その違いは十分に感じられるはずです。

そして、鼻での呼吸に慣れてきたら、
鼻の奥、のどの奥、背中で呼吸するような感覚がわかると思います。

のどが開いている!って感じます。

 

後ろに顔がある妖怪がでるホラー映画(!)ではないのですが、

のどが広がり、首の後ろがぐわっと開くという感覚です。

 

そうすると、
呼吸がとても長く、しかも、楽にできると思います。

 

その、“のどが開いた”感じを忘れないでください。

ついでに。可愛くなりたかったら、鼻で呼吸!は当たり前。

肩が凝りやすかったり、
猫背になったりしやすい方は、無意識に口で浅い呼吸になっています。

そして、残念ながら、
顔も大きくなってしまいます。涙

 

小顔や、顔をすっきりさせたい時、
美肌にも深い呼吸はおすすめなので、
鼻呼吸は美女には必須事項です!

あからさまに、くちをあけて呼吸するなんてはしたない。
美しい人は、何事も、スマートにそっとやるものです。

 

合わせてウィルスもそっと撃退できちゃうかもしれません。

まとめ

喉にウィルスを侵入させないためには、鼻で呼吸することです。
ゆっくりと、深く、からだ全体で空気をすうこと。

あ、でも吸う前には、

口から、余計な邪気を吐き出してから行うのをお忘れなく!

 

 

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