瞑想 in 日常

からだの変化と気付き

瞑想 in 日常

 

走ることは瞑想すること

 

走る時。
鼻で吸う。口で吐く。鼻で吸う。口で吐く。鼻で吸う。口で吐く。
すうすう。はくはく。すうすう。はくはく。すうすう。はくはく。

鼻で二回ずつ吸って、口で二回ずつはく。
これをひたすら繰り返します。

そして、

走る時の振動に合わせて感じるのは、背骨から頭までのイメージ。
振動が、背骨を伝って、頭や頭蓋骨、脳に伝わっていく。

足からの振動を受けて、
背骨ひとつひとつが整列していって、
姿勢が整っていきます。

 

“瞑想”とは、心を静めて自分と向き合い、自分の心がどう感じているかを知ること.
というふうにウィキペディアなどで説明されていますが、

 

まさに、走ることだけをして、
自分の繰り返される呼吸音を聞いて、リズムのような足のステップを刻んでいる時は、瞑想しているかのようです。

呼吸や、からだの状態を内省している、という状態です。

 

瞑想することと走ることのつながり

瞑想する、というと案外、こうでなくてはという思い込みから入ってしまい、
日常的にするなんて難しそうと思うかもしれませんが、

走ることは、心拍数があがり、呼吸が早くなり、多少のしんどさを伴います。
なので、それしかできない、という状況を自然と作り出すことができます。

無心にならざるを得ない、というわけです。

 

そして、瞑想に入る前に行う、姿勢を整える、ということも、
走っている時に自然と姿勢を整えようとすることで、無理なく行うことができます。

長距離を走ろうと思ったら、
猫背のままでは呼吸しにくいので、胸は開くようになるし、
姿勢を保つのに欠かせない呼吸筋の確立もできますし、
インナーマッスルが強化されて、
自然と動くことに楽な姿勢へとからだが対応してくれます。

 

もし、長年のからだのくせや、日常のゆがみがあったら、
どこかに負担がくるので、長距離を走ることがなかなか難しいと思いますが…

走っているときでも、“瞑想”状態になるのですが、
日常的な動作の中でも、瞑想状態になれることで、

他に、実践していることをご紹介します。

 

ボディスキャニング

からだをスキャンします。
つまり、からだの隅々の状態を細かく意識していって、自覚します。

 

HOW?
STEP1、ゆっくり呼吸します。
このとき、じっと座ることができれば、あぐらでもいいし、椅子でもいいと思います。
もしかしたら、歩きながらでもできるかもしれません。

 

STEP2,指→腕→体幹→全身
からだの末端の方から中央に向かって意識を移動させます。

やってみると、日常のからだの変化の機微に少しずつ気づくことができます。
大きな病気になる前に、対処できたらいいですね。

ミニマルクッキング

料理、調理することです。
これは、仕事の合間にけっこうやるのですが、

ひたすら大根を千切りする。ひたすらネギを小口切りにする。
ひたすら下ごしらえをする。ひたすら炒める。
ひたすらゆでる。ひたすら芋を洗う…

ここは、あえて何も考えずにルーチンワークでできるようにしておきます。
なので、あまりメニューの変更をしないので変化に富んではいないという、デメリットもありますが、
料理を作るうえでのストレスはだいぶ減ります。

 

たとえば、うちの定番だったら、
大根があったら、人参と一緒になますにするか、みそ汁に行く。
小松菜があったら、人参と一緒に重ね煮にする。
玉ねぎと人参は鶏のスープのために千切りを用意する。
鶏むねにくは、スープとハム用にいっぺんに使う。

 

もちろん、仕入れた食材によっては、
旬の野菜を調理しますが、それも、旬のものなので、ただゆでる。とか。
かけても醤油だけとか。本当にシンプルに使います。

ルーティン方法でメニューを決めてしまうミニマルクッキングは、
無心でつくれるものなので、
定番で、間違いなく美味しい調理法を選んでおくのが○です。

 

ひたすら書きなぐる(ジャーナリング)

日記みたいな感じと思っていただければ。
ただ、格好つけずに、思いのまま、書き綴るのです。

文章の順番なんて、あっちいったり、こっちいったりとか
全然OK。頭にうかんだ言葉をどんどんどんどん書いていきます。

時間を制限しておくと、
だらだらと書くより、あたまから余計なものを一気にだすことができるので、瞑想にもなります。

ひたすら書きまくるのです。想いのたけを。
あーすっきりしたってなります。

特に声にだせないこととかね…

 

他にも

 

実践していないけど、やりたいことがいくつか。

マインドフルネスイーティング

食べる事に集中することも、瞑想になります。
ひたすら味わうのです。五感を使って。
目の前にだされた料理をありがたく、見て、ありがたく嗅いで、ありがたく聞いて、ありがたく口にはこび、ひたすら噛む。
めっちゃ噛む。噛んでいるうちに、味の変化を心の変化を感じられます。

 

リスニング

聞きまくる。のもいいのだとか。
ひたすら聞きまくるけど、反論とか批判とかを一切しないというルールがあります。
ついつい、他者のいった言葉にたいして、
いやいやいやいや、って反応したくなっちゃうところを、

ぐっと我慢。

これは、自分の気持ちを内省する訓練だと思って
ジャッジしない、という訓練だと思ってやると、
精神的な成長につながると思います。

あ、あと無心で手芸をするとか。

 

まとめ

日常に生かせる瞑想としては、

・走る

・料理する(ミニマルに調理する方法を決める)

・ボディスキャニング

・書きまくる

・反論せずにただひたすら聞く

案外日常でやれることは多いです。ぜひ、自分の生活スタイルにあった瞑想方法を探してみてください。

 

 

 

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