夏の暑さに疲れた時の対処法。

からだの変化と気付き

夏の暑さに疲れた時の対処法

 

今日の京都の気温はんなと、40度!
連日の暑さ続きに追い打ちをかけるような今日。からだもそろそろ疲れがピークになっていないでしょうか?

パーソナルトレーナーとして日ごろプラクティスやトレーニングに励んでいても、
尋常じゃないこの暑さは、本当に要注意です。
熱中症の対策は当然ですが、
暑い空気がまとわりついて、息苦しさを感じます。
たとえ、室内でエアコンをかけてのトレーニングでも、
その影響は少なからずある、と感じている人も多いのではないでしょうか?

宅トレも今日は少し無理をしないでおきましょう。
できるだけ、ゆったりとリラックスをするようにする
ストレッチが、今日みたいな朦朧とする暑さには最適です。

股関節まわりをほぐすストレッチの効果

ストレッチの中でも、特に下半身、特に股関節周りをストレッチするのが
今回のポイントですが、
なぜ、股関節まわり重点的にほぐしていくのか、
ポイントをご紹介します。

①激しい有酸素運動をしなくても血流をスムーズにする。
たくさんの酸素をとりこむことは、
全身の代謝UPには必要不可欠ではありますが、
なかなか外出して、外を走ったりする有酸素運動は難しいです。
特に、この暑さの中では、身に危険にすらなります。

それでも、できるだけ、代謝をキープするからだを作っておきたいので、
ふだんの生活では、大きく伸縮させにくく、
また、大きな筋肉や血管が集中する、股関節まわりを柔軟にすることで、
巡りのよいからだにすることができます。

②骨盤底筋群などの深層筋にアプローチできる

じっくりとストレッチをすることで、より深い部分の筋肉にも
刺激を与えることができます。
ふだん使わない部分をストレッチすると、
痛みがありますので、けっして無理は禁物なのですが、
まずは、自分のからだのどこが固まりやすいのかを知って、
重点的にストレッチする部分をみきわめましょう。

③気持ちいい、を感じる

ふだん使わない筋肉が少しずつストレッチされていくと、
痛い!から、痛気持ちいい!に変換される時がやってきます。
もちろん、ひとそれぞれ、やってくる時期は違いますが、
心からリラックスできるようなストレッチができるようになると、
よく眠れるようになったり、ストレス軽減につながります。

股関節まわりを柔らかくする3つのストレッチフロー

①HALF FROG

STEP1、片足は開脚し、もう片方の脚は後ろにする。太ももにふくらはぎをつける。

STEP2、骨盤をたたせて、曲げた脚とのばした脚のそけい部を無理のない位置にセット

STEP3、上半身を正面にたおす。股関節のいける範囲内でたおす。

STEP4、床に上半身をつける。(可能な範囲で)2~3分キープ。

②SLEEPING SWAN

①のHALF FROGの状態から、上体の向きを変えて行います。

STEP1、①で伸ばしている方の脚を内側に折り、上体は内側に折った方に向ける。
曲げていた方の脚を伸ばす。

STEP2、首を上下、左右ぐるりと回してみる。つまりがないかチェック。
STEP3、伸ばしている脚と逆の方に胸からひねる。

STEP4、上半身を床に伏せます。伏せたら胸を曲げているあしの反対方向にひねります。
深い呼吸をしながら2~3分キープ。

③片足開脚

②の状態から、上半身だけ前に戻す。(①の時の向き)
STEP1、両座骨をつけて、片足をまげた開脚。曲げた脚は、会陰に近い場所に置く。
つま先は上に向ける。


STEP2、伸ばした脚の反対の手でつま先をつかむ。

STEP3、下になったもう片方の手は、曲げた脚の太ももに置く。

STEP4、つま先をつかんだ状態で、上体をゆらして、気持ちい場所をさがす。
深い呼吸で2~3分キープ。

まとめ

3つのポーズは流れるように続けてできます。
それぞれにアプローチする筋肉は違えど、
前後、左右両方からストレッチすることができるので、
ながれるような音楽をかけながら、
目をとじながら行うのがおすすめです。
ポーズを追うのではなく、
自分の心地よいポイントを追うことをわすれないでください。

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