寝違えからの筋膜炎の疑い発覚!筋膜炎の症状や予防法を紹介。

からだの変化と気付き

寝違えからの筋膜炎の疑い発覚!筋膜炎の症状や予防法を紹介。

 

先日、寝違えたパーソナルトレーナーYu-kiです。
みなさま、寝違えたりしていませんでしょうか?
私のように首が弱い方は、この寝違えからの悪化をたどった経緯を参考にしていただければと思います。
私の二の舞にならぬよう、お気を付けくださいませ。

寝違えたときの記事はこちら。
さて、今日はその続き。

しかも、対処方法を間違ってしまったがゆえ、それはさらに悪い方向へと進んでいたのでした…ふふふ

 

痛みは一進一退をくりかえし、そして…

 

山登りからの一週間は、明らかな寝違えによる痛みでした。
首と後頭部の境目にはっきりとした痛みが走り、ちょっとの揺れと振動で、毎度毎度「ぎゃ!」と叫ぶありさま。

寝る時間になると憂鬱になり、よこになることが苦痛でしょうがない日々でした。

寝ることが休まらないことだなんて!
椅子に座って目を閉じるほうが断然、楽な姿勢だったのです。

1週間もおわりに近づくと、その日の寝方と、まくらの具合で、
良くなる日もあれば、左右に首をふることが出来ない日をくりかえし、
だんだんと、寝るコツや、痛くない枕の位置、負担をかけないようにする寝方などがわかってきて、
激痛の部分は少しずつ痛みは減りました。

しかし、1週間すぎると今度は、寝違えた部分の痛みよりも、
そこよりも離れた後頭部や、頭のてっぺんに近い部分が広い範囲で痛くなっていました。

実際に、押してみても痛いのです。

これは、寝違えなのであろうか?とふと疑問に。
いろいろ調べた結果、一番近い症状を発見いたしました。

それは、

筋膜炎(きんまくえん)

 

筋膜炎って何?

←筋膜炎をおこしやすい場所
出典:saiseikai.or.jp

筋膜炎とは。。。

筋肉の使い過ぎによって、筋膜が水分を失って硬く、柔軟性がなくなった状態のこと。
筋膜は、筋肉を覆う薄い膜なのですが、筋肉と骨を結びつける役割をしています。
筋肉と連動して、筋膜が伸縮することで、関節の可動域を広げてくれているのです。

筋膜炎で筋肉全体が縮んで、伸びなくなると、筋膜が固定された状態で動きにくくなります。
筋膜は骨と筋肉をとおして、全身をつなげているため、
痛めた部分とは少し離れた部分で痛みが生じることがあります。

 

今回の寝違えた私のように、
最初は首と後頭部の付け根が激痛でしたが、
だんだんと、その痛みの部分は、頭全体に広がっていったのを見ると、
痛みのある場所(首と後頭部のつけね)から痛みが少し離れた場所で発生していることから、
筋膜炎の疑いがあるということが分かったのです。

 

頭の他にも、首や、肩甲骨の周り、背中や、腰、足の裏に痛みが生じやすいです。
つまり、全身に置きやすいと。
しかも、痛くなる部分が痛みの原因ではない…

難しいぞ、からだ。

筋膜炎の原因は?

原因①筋肉の使い過ぎ。
トレーニングや過度の運動による使い過ぎです。
ランナーによくみられる、足裏の筋膜炎はこれですね。

 

原因②長時間同じ姿勢のまま動かないことによって筋膜が硬くなり、その周りがくっついて炎症をおこすことの痛み。

私は、たぶん、こっち。
睡眠時間はだいたい一日の3分の1を占めるほど。
その時間ずっと、同じ体勢で寝ていて、筋肉が伸びっぱなしになってたとしたら、
痛み、おきるかもしれません。

しかも、急に朝晩が寒くなって来て、肩まわりが冷えてしまっていたとしたら、
首や、肩、そして頭への血流は滞りが発生することも考えられます。

合わない枕、おかしな体勢でで寝るっていうのは、恐ろしいですね~。
しかも、睡眠中に無意識でおこなっているもんだから。
朝起きてから、公開する、と。

一般的な治療法は?

 

①安静にする

痛い場所を無理にストレッチしたりしない(できないくらい痛いのでしないとは思いますが)。
とにかく時間が必要だとあきらめて、無理に動かさないようにします。

②鎮痛剤や炎症を抑える薬を飲む

例えば、ここであまりの痛みをどうにかしないと仕事に支障がでる、というのであれば、
医者のところへいって、とにかく、痛み止めを貰うことがてっとり早いです。

私のように人体実験できるのであれば、経過観察ができますが、
まあ、痛いですから。
素直に鎮痛剤を飲むのが一般的でしょう。

 

③ブロック注射

局所麻酔を注射して痛みを和らげます。
私は、ひじにこれを使ったことがあるのですが、たしかに即効性は保証できます。

ただ、痛いところに、痛い注射をさすので、刺す瞬間は、
「ぎゃーーーーーーーーー!!!!!!!!」ってなりますが、一瞬ですから、大人ですから我慢です。

筋膜の癒着を改善して、痛みを緩和してくれます。

もし、これを何度もくりかえす、つまり、慢性化すると感じているなら、
機能障害(怖い言葉だ!)になることもあるので、その場合は病院へ即効行きましょう。

 

予防は自分で、日ごろからできる

 

何度もくりかえすことは、できれば簡便してもらいたいです。
頭部の痛みは、まじで生活に支障をきたすから!

なので、私のように首が弱いという自覚があるかたは、日ごろから気を付けていかなければなりません。

予防方法①長時間の負担はかけない。

同じ姿勢や、同じ体勢を長い時間とらないようにすることです。
今回のように、寝違えから、となると、無意識なので難しい部分もあります。
なので、枕や、寝具などに気をつかって、負担をかけない姿勢で寝ることが第一です。

 

予防法②関節のストレッチを毎日行う。

ダイエットとかのレベルではなくて、もう、必須事項です!
弱い=可動域が狭くなりやすい。と考えて、

積極的に毎日動かす、ストレッチをする、鍛える必要があります。

痛くなってから行うのではなくて、
ご飯をたべるように、もう一日3回は動かすようにするのです。

 

予防法③40才からは何もしなければ衰える一方、という自覚をもつ。

筋力のピークは、20~30代。

40才以降はもう、下降の一途をたどるのです。
からだを意識的動かさないと動かくなるんだ、という自覚が必要です。
もう、そういう宿命なのです。人間っつうもんわ。

実際、夏は筋トレに励んでいたので、体に付随して首を動かしていましたが、
寒くなってくると、メインは有酸素で走ったりなので、
あんがい、首を動かしていなかったのっだと、自覚しました。

動かさないと動かない。
弱いところは特に。

世の40才は、これを肝に銘じなくてはなりませんな!

 

まとめ

たかが寝違い、されど寝違い。
40才からは、いままでなんとなくやりすごせたものが、やりすごせなくなってくることを実感した2週間でした。
未だ、完全復帰ではなく、ちょっとした動きにくさが伴うので、
今後、少しずつ、改善するように動かしていこうと思います。

もし、寒くなってくると、首、肩、腕、頭付近が痛くなりやすい、動かしにくい、
という40代の方がおりましたら、
参考にしていただければ嬉しいです。

人体実験にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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