いきなり開脚はちょっとまって!お尻を柔らかくしてからね。
今日の京都は最高気温が25度ですって!
25度が最高に好きなパーソナルトレーナーのYu-kiです。
私の適温がやってまいりました!ヤッホー!!
このまま気温があがらなければいいのに!と心底思います。まじで!!!!
10年たっても、京都の酷暑には慣れやしねぇ(涙)
開脚をする前に、まず、○○をチェック!
さて、今日は、”開脚”。
寒いと開脚するとき、あっちこっちが硬くてやりたくなくなるかもしれませんが、
あったかくなると、とにかくダイナミックにからだを動かしたくなります。
ダイナミックなトレーニングの一つ”開脚”。
股関節から足の裏、上半身の力も必要な総合トレーニングの”開脚”。
柔らかい体は、柔らかい精神をはぐくみ、柔らかい女性らしいからだつきや、触り心地…
あこがれる人も多いのではないでしょうか?
しかし、実際できるか?やるか?やれるか?となったとき、
開脚の動作自体、ちょっと…無理…
でも、やってみたい!って自己流で、やろうとしているそこのあなた!!
ちょっとまって!!!!!!
いきなり開脚をする前に、開脚の第一歩として、ある部分だけ、
まずは、そこだけでいいのでチェックしてほしいところがあります。
それは…
お・し・り
です。
では、開脚するのに、なんでお尻をチェックするのでしょうか?
お尻をチェックする理由と、お尻の何をチェックするべきなのでしょうか?
ポイントは”柔らかさ”
柔らかさ?
お尻の柔らかさなら、だれにもまけないわよ!
いえいえ、それは、お尻のお肉(脂肪)です。
脂肪はそりゃあ、ぷよぷよ、でしょう。私もです。ふふふ。
お肉(脂肪)ではなくて、お尻の筋肉が柔らかいか、どうかです。
お尻の柔らかさとは?
柔らかい=しなやか
というように、私は定義しているのですが、
必要なときに引き締まり、必要な時に緩められること。それができるのが”しなやかさ”です。
お尻が案外、かたまっている方、多いんですよね。
お尻の筋肉が柔らかくない状態ということです。
では、開脚をするために、なぜお尻の筋肉が柔らかくないといけないのか?
お尻の役割
お尻には、大きくわけて、
①だいでんきん(一番表面についている、お尻の中でも一番大きい筋肉)
②ちゅうでんきん(大殿筋の下、そして、少し上にある筋肉)
③しょうでんきん(いちばん深層にあるちいさい筋肉)
この中でも、②のちゅうでんきん(中殿筋)が、股関節やひざを外に向けるための筋肉として大きく作用します。
骨盤と足を動かす骨(大転子)をつなぐ筋肉で、
ここが硬くなったり、弱くなると、からだのバランスを保つ力が弱くなってしまいます。
開脚にとって、股関節から足を外に開く動作は必須のため、
中殿筋が硬くなると、どうしても、開脚できない!状態に陥ってしまいます。
このおしりの筋肉の中でもバランスを保つ役割をもつ中殿筋を、使える筋肉、つまり、柔軟な筋肉にすることが、
開脚で足をむりっくりに開く前にやるべきこと。なのです。
お尻がかたいか?チェックリスト
☑あぐらでひざがおりない
☑片足だちが安定しない
☑あおむけになりかたひざをたてます。
立てていない方の手でに曲げたひざをもち、
伸ばしたままの足の方にゆっくりと倒します。
このときに、背中が浮いてこなければOK。
☑あおむけで寝ます。
片膝を立てて、両手は左右にひらきます。
立てたかたひざを、反対の足のほうに倒します(片がわのみうちまた)
倒せればOK。
硬さの度合いによってできること、できないことがあると思います。
ご自身は全部クリアしましたか?
かたくなったお尻をほぐす方法
硬くなって、バランスのとれない状態で、筋トレしても、有酸素運動しても、開脚しても、
そりゃあ、結果はでません。
なので、しなやかなお尻にする前に、まずは、かたくなった部分をほぐして、血行をよくしてあげましょう。
中殿筋ストレッチはたくさんあるのですが、
中でも私のお気に入りのストレッチを一つをご紹介します。
片足あぐら片足抱えストレッチ
何よりも、寝たままできるストレッチ!大好きです。
寝る前とか、ちょっと、運動疲れたなってときには、もってこい。
大の字になってねっころがったついでに、やってみましょう!
ポイントは、ゆっくり、腰は床にぴったり(足を曲げる方が浮きやすいため)、そしてふーっと吐くこと。
※股関節(足の付け根)や、どこか痛みが出る場合はやめておきましょう。
まとめ
開脚、というと、内側の筋肉のつっぱりが強く感じるので、
そこが硬い!だからできない!と思われるかもしれません。
たしかに、内側の筋肉が硬いことも要因としてはありますが、
ひらくためのお尻の筋肉が、しなやかさを失っている場合が多いです。
実際、私のトレーニンにおいても、開脚でお尻の筋肉はとってもつかうので、
常に柔軟さを失わないようにしておくことが必要です。
では、次回は、
ほぐして血行良好なお尻からの、筋力アップのトレーニングです!
お尻をほぐして、お待ちくださいませ!
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