家庭学習にはゴールデンタイムを取り入れて効率よくやろう!
子供の家庭学習を見るとき、s
寝る時間、起きるタイミング、天気、午前や午後、
色々なシチュエーションで、
子供のやる気が全然だめなときもあれば、案外、もりもりやってくれる時もあります。
この、やる気のむらに、親は一喜一憂します。
時には、叱ったり、怒ったり、落ち込んだり、はっきり言って、ものすごく疲れます。
なんとなく、時間帯によってその気分のむらがあるような気がするのは
うすうす気がついてはいましたが…
しかし、こうも休みで、家にいる日が続くと、
やっぱり、気持ちよく勉強してほしいし、気持ちよく勉強させたい、と思うのが
親ってもんです。
今回は、脳のはたらきと照らし合わせて効率よく勉強するヒントを見つけていこうと思います。
一日うちの脳のはたらき
①起床後すぐ
からだも意識もぼーっとしてます。もちろん、脳もすぐにうごきだしません。
②起床後~3時間
脳が最も効率よく働きます。
考える力も、集中力も備わっている時間なので、創造力がよく働きます。
③4時間目
最も記憶力が高まるとき。新しいことを学ぶのに最適です。
④昼食前 免疫力が高まっている時
⑤昼食後 お腹の働きが活発になるため、脳の働きは少しペースダウンします。
⑥午後 気力や体力がピークになるので、作業のスピードアップができます。
⑦夕方
二回目の脳の働きが良くなる時間です。
同時に一日の疲れもたまってきます。
しかし、つかれた時にこそ、ひらめきやアイディアがさえていたり、クリエイティブな思考を発揮できます。
お腹がすいてくる時間になると、原始的な記憶として、
獲物を獲得するために、脳がよく働いたり、記憶力が上がります。
⑧夜~就寝前
脳内には、一日の中でおこった様々な情報が未整理の状態で蓄積されている状態。ちらかって書類が山積みになった机状態です。
ここに、新しい発想を生み出す余地はありあせん。
⑨寝る一時間前 記憶したいことを寝る直前にすると、寝ている間に記憶が定着しやすくなります。
脳のゴールデンタイムを生かしたスケジュール
未就学児(年中・年長)
7時起床 空気の入れ替えをして起こす
午前中 ウォーミングアップとして、歌を歌ったり、
手を動かす作業をする。ぬりえ、迷路、切り絵など。
ドリルで脳を積極的に動かす。
午後 必要ならお昼寝。
外遊びができるのであれば、積極的に外にでる。
夕方 パズルなど、思考力を遊びながら育てられるもの。
ある程度は一人でもできるもので自由にあらせてみる。
就寝前~ 寝る支度
小学生
6時半~7時起床 空気の入れかえと光で起こす。
起床後すぐ ウォーミングアップとして、声を出して脳とからだを起こす。 音読や簡単な計算問題をとく。
前日分の日記を書く。
朝食後~3時間 新しい単元を学ぶ。新しい漢字や、算数の勉強で、少しハードルが高いものに挑戦する
創造力も働きやすくなっているので、
工作や作文、頭をつかってつくったり書いたりすることを積極的にする。
昼食後 眠くなるようであれば、外にいってからだを動かして中休みをすごし。
午後 自由に遊ぶ時間で、創造力をどんどんスピードあげてインプットアウトプットする。
夕方 パズルで思考力を楽しみながら鍛える。
勉強の映像学習など。
夜から就寝前 漢字の書き方を復習する。英語の書き方も。
覚えておきたいことを寝る前に唱えておく。記憶を定着させてくれるので、それを生かした勉強をします。
まとめ
勉強を効率的に進めるゴールデンタイムは
①起床後3時間まで、と、
②夕方(ごはん前の)前。
まずは、これだけ心にとめて家庭学習をすすめていきましょう。
コメント