【開運の鴨ラン】人生初の御朱印体験~御金神社(みかね神社)~
京都は町全体がパワースポットです。
ちょっと歩けば、ご利益満載のお寺や神社が軒を連ねています。
京都に住み始めて早9年。
超有名な神社仏閣がそばにあるため、いつでも行けるし、と思っておりましたが、
そろそろ、京都に住みながらも、京都のパワースポットたる魅力を存分にディープに知りたい欲求が生まれてきました。
年齢のせいなのか、仕事のせいなのか…
そこで、9年目にしてようやく御朱印帖を購入し、御朱印を押してもらうことをスタートします!
御朱印を収集することを目的にするというよりかは
自分の記録として。
そして、すべてのページが埋まったとき、
自分にどんな気づきが生まれ、何を学んだのか?
その変化を楽しみたいからです。
御朱印、ってなんなん?というそんなあなたのために、
御朱印の魅力にせまってみたいと思います。
御朱印とは?
日本の神社や寺院が、参拝者向けに押す印章・印影です。
”御朱印”とは、その印象や印影の敬称にあたります。
その印を集めるためのノートが”御朱印帖”です。
他にも、納経帳や、集印帳と呼ばれたりもします。
最近の御朱印帳は可愛い柄のものが多くて、何を選ぶか本当に迷ってしまいます。
もともとは、神社仏閣に写経をおさめた際の受付印として始まったという説もあり、(だから納経帳?)
記念スタンプ感覚で集められる反面、
本来の意味を考えると、それは少し軽率なのかもしれません。
何かを信じる心があるから、写経をするのであるし、
写経をしたものを収めるからこそもらえるものならば、軽々しくスタンプみたいにできるでしょうか。
実際に、東本願寺などでは、
御朱印の押印はしてません。
なぜなら、一度、記念スタンプとして集めたことで満足するのは、
本当に信じる気持ちがあるのか?何が大切だと感じて行うのか?
一度お参りすればOKとはならないですよね?という趣旨がありました。
最初は気軽なきっかけとして、かわいい御朱印を購入してスタートしても、
その経過で、町の歴史をしり、神社やお寺の歴史を知り、自分の気持ちの軌跡を知るという、
案外ディープで自分を見つめる時間を持つことができる体験となるようです。
ちなみに、御朱印帳は御札と同等と考えられるので、保管場所としては、神棚や仏壇が適切です。
私は、書類ホルダーにサクッとしまいこんでしまいましたが、
今から、神棚に移動させようと思います。(笑)
初御朱印!ポップな黄金の鳥居のある御金神社
今回は、サラピン(京都弁?)の御朱印帳を持って向かった先は、御金神社、です。
御金神社…。
実は存在を知りませんでした。
最近来ていただいているお客様よりの情報で、興味津々で行ってみたのであります。
鴨川から早歩きすること30分前後。
御池通りをまーーーーーっすぐに進んでいくと、
堀川通までの間通り何本目かを通りすぎたところを、右にまがると。。。
マンションや住宅街の一角に見えてきた、黄金の鳥居!!!
その黄金さが、歴史的な重厚感よりかは、ポップな現代アートのようなたたずまいで鎮座しておりました。
鳥井自体も大きくないので、住宅街に案外マッチしていたのですが、
その大きさのせいか、黄金のわりに案外見過ごしてしまいそうでした。
しかし、朝からけっこうにぎわっていましたね!
年末ジャンボも始まるし、その前にお参りしとこ、と思うのか、
はたまた、単純にご利益のある観光スポットだからか。
御朱印も、なんと、金、です。
御金神社の御朱印は、記入式ではなくて、もうすでに記入された紙を購入し
自分で御朱印に貼るタイプでした。
売店?御朱印や、お守りなどが売られている場所のグッズだちが、
ほとんど、黄色や金色で創られているために、売店そのものも明るく輝いてましたね。
御朱印にも300円と1000のタイプがあって、
今回は、初回ということで300円にしました。
絵馬やお守りが黄色いイチョウの葉をかたどっていたり、
黄色い銀杏の形をしていたり、
とにかく、そこらじゅうが金と黄色で埋め尽くされていました。
あ、お参りするときの鐘の綱も金色でした!!!!
御金神社とは?
御金神社について。
御金神社とは、金山毘古命(かなやまひこのみこと)を主祭神として、天照大御神と月読命の三柱の神をまつる神社です。
金山毘古命(かなやまひこのみこと)は、
金属、鉱山、鉱物、金、銀、銅などをつかさどる神様で、イザナギノミコトとイザナミノミコトの皇子です。
金属や鉱山の神様ゆえ、
金属全般に関わる職業の人々に祀られてきました。
もとは、個人の屋敷内にあるお社だったのですが(だから住宅地の間に位置するのです)
参拝者が後をたたないこと、
その周辺の町には、「両替町」や「釜座」といった金属を取り扱う待ちがとりかこんでいたこと、
そして、徳川家康によって、「金座」と「銀座」が設けられたことにより、
それら金属をあつかう生業とする人々を氏子としていたために、
厚く信仰され、大切に守られてきたのです。
そしてそれは、現代において、
直接、金や金属を扱う人だけではなく、
建設や、船舶、運輸、電子、電気、精密機器に至るまで、あらゆる分野の職お人々が参拝にきて、
金運、招福、開運などのお願いごとをする人が後をたたないのです。
お守りや絵馬のデザインのもとは、その境内にある200年の歴史を誇るイチョウのご神木です。
イチョウは「繁栄、発展、不老長寿」を象徴し、
葉の形が八に似ていて「末広がり」という縁起のよい木です。
秋には、ちょうど今頃ですが、
黄色に色付いたイチョウの葉は、持ち帰ることができるそうです。
旅のお土産には最適ですね!
まとめ
【開運の鴨ラン】で、初めての御朱印は金色の御金神社の御朱印でした。
京都は、本当にどこへ行っても歴史ある神社仏閣が存在するので、
まだまだ、見どころはたくさんですが、
その第一弾を飾る、よい走りができたと思います。
御金神社は、黄色や金色の境内に入ると、
心が福々しくなる。
そんなパワースポットでした。
京都の紅葉もそろそろ終わりに近づいてきています。
ぜひ、のこりわずかな紅葉シーズンを楽しんでくださいね!
コメント