在宅勤務こそできる骨盤底筋トレーニング
緊急事態宣言が出てから約2週間が過ぎました。
在宅で仕事をしだして、からだへのストレスもそろそろ感じていることかと思います。
からだを動かすのであれば、
外ではなかなかしにくい、在宅で仕事をしているからこそ
やってみて欲しいトレーニングがあります。
女性ならだれでも。
それは、膣などの骨盤底筋を鍛えるトレーニングです。
アウターマッスルばかりを鍛えることがトレーニングだと思いがちですが、
インナーマッスルの一つである骨盤底筋こそ、
在宅中にやることができる、絶好のトレーニングです。
見た目は地味でも、効果は絶大です!
骨盤底筋の役割
体幹トレーニングやインナーマッスルが
スポーツやダイエットには欠かせないと言われるようになってだいぶたちますが
そのインナーマッスルに、骨盤底筋も含めているでしょうか?
ついつい、忘れてしまいがちになるか、もしくは、
骨盤底筋がインナーマッスルを支える筋肉の一つであることを知らないか。
骨盤底筋はその名の通り、骨盤の底辺を支えるインナーマッスルです。
いくつもの筋肉で構成されていて、
からだの内臓が外へでないように蓋の役割もしてくれています。
この骨盤底筋はひとりで行動できるわけではなく、
からだの中の他のインナーマッスルと共に動きます。
他のインナーマッスルといってもお腹まわりだけでなく、
胸のまわりの筋肉や横隔膜、太ももの内側の筋肉など、
とても広い交友関係があるのです。
しかも、骨盤底筋はそのほぼ中央にあるため、
呼吸と動きには欠かせない存在なのです。
しかし、その欠かせない存在のはずの骨盤底筋。
あまりにも、みえなすぎて、実際、意識しにくいというのが難点です。
骨盤底筋がゆるんだらどうなるのか?
・X脚やO脚
骨盤底筋は内転筋という、太もも内側の筋肉と連動しているため、
ゆるみはその太ももの筋肉にもえいきょうします。
太もも内側がゆるむと、X脚やO脚になりがちです。
・下腹部ぽっこり
美しくいたいと願う女性にとって、ぽっこりお腹が大敵です。
たべすぎや、腹筋の弱さだけが原因ではなくて、骨盤底筋のゆるみにも原因があります。
・尿漏れ
これは、けっこう切実。
しかも、妊娠や出産を経験していると、より顕著に感じられます。
くしゃみをしただけなのに、もれてしまうなんてこともあります。
腰痛や姿勢の悪さ、生理にまつわる不調など、
本当にいろいろなところに影響がでてきます。
30代ではあまり自覚しないかもしれませんが、
今後、更年期になったときに症状が重くなる可能性も秘めているため、今から、
トレーニングをしておくことが必須です。
骨盤底筋を鍛えるトレーニング
かえるのポーズ
骨盤底筋を意識しやすく、かつ、鼠蹊部のストレッチにもなるので、
すわりっぱなしの在宅ワーカーには大変おすすめです。
私も、仕事の合間に、この格好でパソコン作業をします。
はっきり言って、人さまにはお見せできる姿ではありません。
オフィスでこんな格好をしていたら、
きっと頭がおかしくなったと思われるでしょうね。(笑)
恥ずかしげもなくパソコンを打ちながら、かえるになりましょう。
かえるのポーズ
①ひざを大きく開いてしゃがむ。
いわゆる和式トイレスタイルです。
②つま先は、膝と同じ方向にします。
膝がつま先よりも内側にはいらないように気をつけてください。
③上半身はリラックスして、腕を膝の内側に入れ、両ひざをひじにかける。
④両掌を胸の前であわせて合掌。
⑤両手のひらを床に近づける。頭も自然と床に近づいて行く。
⑥ここで、大きく吐いた後、大きく吸う。
呼吸すると、骨盤底筋の動きを十分に感じられるので、そのまま、3~5回呼吸を繰り返す。
まとめ
骨盤底筋はインナーマッスルの中心的存在。
呼吸と動きに連動するため、
より意識をすることで他のインナーマッスルも効果的に動かすことができる。
かえるのポーズで呼吸することで、
足の付け根をストレッチしながら、骨盤底筋の動きをしっかり感じとれます。
パソコン作業をしながらでも、テレビをみながらでも、
雑誌や本を読みながらでもできるので、
在宅ワークの今、人目を気にせず、どんどんやってください。
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