リバウンドを制するものがダイエットを制する

連休で太ってしまったからといって、
運動をすることなしに、

急に食べるものを減らしたり、○○ダイエットというような偏ったダイエットをすることは、
ちょっとまっったぁぁあああああ！！！

表向きに、手っ取り早く体重は落せても、
からだにとっては、
取返しのつかない選択肢を選んでいるかもしれません。

ダイエットは急がば回れ。

ボディビルや、ベストボディの大会に出場するなどの特別な理由がないかぎり、
偏ったダイエットをして、痩せること第一優先にしたり、
しかも急いで、慌ててすることは、からだにとって無理がかかることになりかねません。

いつの時代もダイエット商品やダイエット方法は
絶え間なく、
手を変え品を替えでてくるものです。
流行の服のように、流行りのダイエット法がでてきます。

少しでも、正しい理解をもってダイエットに臨もうとすれば、
流行りのダイエットに流されることは減ると思います。

ダイエット商品は、ほんとうに一時期のものだと思ってください。
本気でダイエットを考えるのであれば、

食べる、運動する、デトックスする、

毎日、毎回、繰り返しし続けることの中で、
自分にあった方法をみつけることが一番、確実だと考えます。

今回は、ダイエットによっておきるリバウンドとの付き合い方をご紹介します。

リバウンドはどうしておこるの？

人間には「環境の変化に適応する能力」というものがあらかじめ備わっています。

リバウンドがおこるのも、その能力がゆえ。
けっして以上なことでも、特殊なことでもありません。
程度の差こそあれ、人間だれしもそういう仕組みをもっているのです。

「環境の変化」というのは、仕事が変わったとか、進学したとか、
ということだと思いがちですが、

からだに取り入れるカロリーを減らしたり、
食生活が変わったり、
それによって体重が減ったり、

ということは、からだにとって、大きな「環境の変化」なのです。

これら変化がおきると、
会社になじむように自分を変化させるかのように、
からだも、
命を守るために、なんとか少ないカロリーで生活できるように変化します。

エネルギーが減るのをなるべく抑えて、
筋肉がたくさんあるとエネルギーが減るもの早いので、
筋肉の量も減らそうとします。

偏った食事のダイエットを選ぶことで、
筋肉の量も一緒に減ってしまうのは、そのためです。

このように急激な変化をおさえようとするということが、
いわゆる、「停滞期」という時期で、体重が減らない時期になります。

これが、悩みになるわけです。

頑張ってるのに体重が一向に減らない！と世の女性は悩むわけです。

ここで、あきらめずに、偏った食事を続ければ、
体重はおちるでしょうが、
筋肉量がおちるのも一緒なので痩せる、というよりかは、しなびたきゅうりみたになっちゃいます。
やつれて、艶も、ハリももう取り返しがつかない状態になるのです。

あきらめたらどうなるか？
これが、皆さんご存知の、「ザ・リバウンド」なわけです。

エネルギーを使用しないようにしてきたからだが変化しているのにもかかわらず、
ダイエット前以上の大量の食べ物が送り込まれてくる。

エネルギーを減らさないように筋肉量もへらしたのに、
いらない脂肪分や糖分が大量に送り込まれてくる…

こんな状態でやせるはずもなく、
当然、食べたものは、余分な脂肪となってからだにっぷりとくっつくわけです。

運動や筋トレも並行しておこなっていたなら、
筋肉量を変えないようにすることを怠っていなかったら、

まだ、希望はあったものの、

もう、ここまでくると、
また、元の状態に戻すのは、なかなか至難の業です。

リバウンドをしないようにするためには。

停滞期や、リバウンドはからだの自然な仕組みということをしっかいりと理解した上で、
なおかつ、なるべく、リバウンドをしないようにできるなら、
それにこしたことはないと思います。

ではどんな方法があるかというと、

１、食事を減らすと決意したなら、合わせて、筋トレを行うことも決意する。

筋肉量を増やすことに重点をおき、基礎代謝を上げる。

２、短期間で減らすことは一時のこととと理解する。

短期間で減らした体重は、短期間でもどると考えておいたほうがいいです。
一夜漬けの記憶は、忘れるのもはやい、みたいな。
付け焼刃やからだの仕組みにはあわないのですｓ。

３、一生続けられる方法を選ぶ。

流行りのダイエットに飛びついたとします。
これを飲めば、やせます！みたいな。

でも、それ、一生飲み続けられるんですか？ということ問うわけです。

一生買い続けますか？でも、一生そのダイエット商品が存在し続けるかは不明ですよね。
つまり、ダイエット商品を売る会社の都合でダイエットしてるってことです。

ある一定の期間は販売しているでしょうが、
じゃあ、それがなくなったとき、どうなるんですか？

ダイエットの仕組みを理解していないで、
ただそれを飲めば、痩せられるというのは、超他力本願なわけです。
自分のからだなのに。

まとめ

若いころは色々なダイエットを方法を私もためしました。本当に、いろいろ。
バレエの舞台に出るという事情もあって、けっこう無理なこともしました。

運動をしてなかったわけではなかったですが、
食事の摂取量から比べると、圧倒的に足りなかったのでしょう。
ダイエットのしんどさも、リバウンドの悔しさもわかっているので、
より正しい知識が必要だということを身を持て理解しています。

リバウンドは誰しも経験する、しんどいことではありますが、

リバウンドを制することが出来れば、ダイエットを制したも同ぜんです。

流行の、他力本願のダイエットではなく、
まず、第一に自分のからだのことを大切にしてください。
からだのことを思いやるは、成功するダイエットの第一歩です。