経済はストップしても子供への教育はストップしない

親そだち子そだち

経済はストップしても子供への教育はストップしない

学校で臨時休校措置がとられて約2週間がたちました。
外出も控えなければならず、友達と会うことも控え、
ほぼ、引きこもり気味の毎日。

みなさまいかがおすごしでしょうか?

 

学習が遅れる、という不安

学校が休みといえ、新しい教科書も手元にあるし、
やるだろうと思われることがなんとなくわかります。
しかし、京都の小学校においては、オンラインのライブ授業があるわけでもなく、

一年生の復習プリントと、

家庭学習の参考にしてください、といった資料だけでは、

はっきり言って、学習に遅れがでるのでは?と大きな不安があります。

 

全国に先駆けて緊急事態宣言をしき、臨時休校措置をとった北海道の小学校では、
その休校時期が3月だったために、学年末の授業がずれこんで、
前の学年の学習を次の学年でする、といったように、
カリキュラムがずれずれにずれこんでいる、ということも聞きました。

中には塾にいっているので、6年生までの単元はすでに終了しているので
ダメージがあまりないという家庭もありますが、それはごく一部。

ほとんどの家庭では、学校一本での勉強に頼っているので、
高学年になると、中学校への勉強にも支障がでるのでは???

とその先の不安を考えると止まりません。

 

夏休みを返上か?

自治体によっては、夏休みを返上して、
授業の遅れた分をとりかえす。ということをするところもあるようです。

真夏の酷暑の中で、頭がまともに働くかは不明です。
夏になぜ休むのが必要なのか考えたら、夏休みなしっていうのは、
けっこう子供にはしんどいのではと思います。

指定された学習時間をこなすためには仕方がないとはわかっていますけどね。

夏になったら収まるという保証もないわけですし、
学校に行かなくても授業をすすめられる手立てを同時に考える必要があると思います。

 

学校でもきっと何かしらの手立てを考えてくださっている、と期待しつつ、
親である自分でも、
今の子供たちの学びを妨げずに続けられる方法を考えたいと思います。

 

これは、私の個人的アイディアでしかないので、
戯言とお付き合いいただければ嬉しいです。

 

学校へ行く、を前提にすると

学校へ行くことが前提にするのは、
学校、というところが子供たちにとってはメリットになることがあるからです。

もちろん、すべてに当てはまるとは思いません。

しかし、同じ年代の友人と、同じ時間を過ごし、一緒に考え、遊び、時には意見をぶつけあう。

子供には子供の世界があるように、
その環境は大人が勝手にうばうことは許されない、と思うからです。

 

①午前登校と午後登校にわける

少しでも学習を前にすすめるために、午前に登校する子と午後に登校する子を半分くらいずつでわけます。
先生は午前と午後で同じ授業を2回するので大変かもしれません。教室内の密集は緩和できるかと。

②日替わりで登校する。

二日体制で、月・水・金に出席する子。火・木・土に出席する子。
それぞれ一日おきで学校にくるようにします。日をまたいで先生は二かい授業をするので大変かもしれません。
これも、教室内の密集は緩和できると思います。

③学年ごとで登校曜日を決める。

1、3、5年は月・水・金に出席。2、4、6年は火、木、土に出席するなど、
学校の密集具合をこれで調整します。

④半分はオンライン、半分は登校。

オンラインを全ての家庭で導入できない、ということであれば、
オンラインでできる家庭はそれで受けてもらい、

できない、親の仕事で家にいられない生徒は出席する。
半分は実験的にすすめられるので、今後、また臨時休校が起きても、
パニックになる割合を抑えることができると思います。

 

コロナから学べることを考える

こんな時だからこそ、学ぶということをやめてはいけないと思うのです。

新型コロナウィルスがひとつの材料とするならば、
正体不明なものをただ恐れて不安がるのではなく、
なぜ、私たちにとって恐ろしく感じているのか、
どうしたら、不安や恐怖で目を曇らせることなく、

真実のすがたをみることができるのか。

 

それは、学びる調べる、知ろうとする、好奇心をもつ。
学ぶ、勉強する、という根本にかえると思うからです。

 

自分のできる範囲で、出来るだけ調べて、相手をよくしろうとする。
そういう姿勢をみせて、
知識を得ることが武器になり、防御にもなること思うわけです。

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