マスクの下でほうれい線対策

からだの変化と気付き

マスクの下でほうれい線対策

 

新型コロナウィルス対策で、
日常的にマスクをするようになってから3か月以上たちました。
冬から考えたらもっと長いかもしれません。

マスクをすると、顔への意識が薄らいでいる気がします。

化粧をしても落ちてしまうから、化粧もしなくなるし、
実際に口紅の販売数も落ちているそうです。

化粧をしなくなると、鏡で顔をじっくりと見る機会も減るので、
自分の表情にも気を配らなくなります。

 

気が付いたら、ノーメイクの無表情…!

 

しかも、マスクで覆う口元は、よくも悪くも年齢が出やすい場所

気にすることも、鍛えることもしなくなったことで、
ある日、鏡をみたら、ほうれい線が…ばっちり!

マスクが、インフルエンザの時期だけという限定的に使用するのではなく、
もう、新しい生活様式の一つとして、常時使うようになりました。

口元は見えなくなった分、より意識して気をつけないと、
マスクをとった時には、急におばちゃん!になっているかも。

 

目元はばっちりメイクと、エクステでごまかせても、口元は案外ごまかせないものです。

 

ほうれい線だけではなく、口回りの細かいシワも、
おばちゃん感、おばあちゃん感が出てしまうので、
気をつけなきゃあかん!と、危機的に感じているのは私だけでしょうか…?

 

ほうれい線ができるワケ

 

ほうれい線は、頬と口元の境界線にあたり、
多くは、顔のたるみがゆるんで、重力によってたるんでいる状態です。

原因はたくさんあります・・

・真皮の衰え・皮下組織や皮下脂肪の衰えと肥大化(つまり太ったということ)
・むくみ・肌の糖化・無理なダイエット・紫外線によるダメージや乾燥・顔の筋肉のおとろえ・内臓の衰え、など。

環境によることから、からだの内臓にいたるまで、あらゆることが原因になってます。
あまりにも原因がありすぎて、どこから手をつけていいのやら。

 

30代の半ばを過ぎて、そんじゃそこらのダイエット方法では
効果がいまいちだと感じる私でも、有効だと思うのは、

顔の肌そのものや、顔筋肉をピンポイントで対処しつつも、
顔の皮膚や筋肉ををからだの全体ととらえてトレーニングの一つにすることです。

それは、顔の筋膜リリース、という方法です。

 

ほうれい線の原因はどこからやってくるか?

 

筋膜という視点から、ほうれい線をみていきます。

筋膜というのは、簡単にいうと全身を覆う膜のこと。くわしくはこちらの記事
全身タイツをイメージしていただければ大変わかりやすいです。

例えば、女性ならばだれしもストッキングやタイツをはいことがあるはずです。

そのタイツを履くときに、
まっすぐに足をいれて履いたつもりなのに、
太ももあたりにきたらねじれている…ということ、経験ありませんか?

もう時間もないし、なかば、強行的に腰まで上げると、
太ももの付け根の周りに、よれてねじれた部分が集まってしまい、

太もも付け根のぜい肉がはさまって痛い…
足さきからのねじれが、足の付け根に来てはじめて気づく!

 

それが、筋膜と同じことがおこっています。

つまり、気づいたところと、ねじれた原因になっている部分は別の部分。

しかも、けっこう遠くからやってくるわけです。

 

じゃあ、顔にほうれい線というたるんだ結果がでてしまう原因はどこにあるか?

 

正解は、手、です。

 

ほうれい線の消しゴムは手が握っていた!

顔のねじれとして現れた、ほうれい線。

年齢だから、しょうがないとあきらめるのはまだ早い!
Minimal trainee は、あきらめないです.

だって、自分のからだに、解決する鍵をもっているんですから。

 

今回は、ほうれい線の消しゴムは自分の手が握っています。

 

①手の内側からの筋膜ライン

画像はお借りしました

手の内側から首を通って顔にまでつながります。

手は自然とアーチができるようになっているのですが、
昔ほど手を使わなくなったせいか、
本来の手の機能が失われて、アーチがくずれているのが原因です。

手のアーチがくずれたことにより、肩こり、首こり、そして顔のゆがみたるみが発生します。
ストッキングのよれが、
手先から始まっているけれど、顔にきてはじめて気が付くのです。

 

②手の甲から首から頭へ

表裏一体。
内側にゆがみがあれば、外側にもゆがみの影響が表れます。

手のアーチがくずれて、手首のうごきが悪くなって腱鞘炎になったり、
二の腕がたるたるになったり、背中の痛みや頭痛になって表れます。

 

ほうれい線を解消する筋膜リリース

ほうれい線は顔のゆがみたるみの結果です。
ほうれい線だけではなく、顔もすっきり小顔になれるので、
毎日やることをおススメします!

 

STEP1,手のアーチを練習します。
親指と小指を近づけて、手をつぼみのような形にします。

STEP2、右手のつぼみを左手でつかみ、左手を指先に向かってスライドさせます。
シュッと抜きます。反対側の手も行います。

STEP3,顔を正面にに向けて、右手で左の頬を触ります。

STEP4、顔を右に向けて、手は頬から鎖骨までさすります。

STEP5,顔は右に向けて、右手は左の頬をさわったまま、左手をアーチのまま前から後ろに10回まわします。

STEP6,顔は右に向けている。右手は左の頬を触っている。左手は10回まわした後、斜め後ろに置いて置いたまま、深呼吸を3回します。

 

お風呂上りにやると、肩周りも動きやすくなっているので、
化粧水や乳液などの顔のおていれのついでにやるのがおススメです。

まとめ

 

ほうれい線は、顔のたるみゆがみの結果の現れです。
その原因は、手のアーチや指先の本来の機能が使われていないからです。

ストッキングを思い出してください。

ほうれい線が気になるからと顔ばかりを一生懸命やっても、
効果がいまいちだと感じるならば、

腕から、肩から、からだから、筋膜を意識した全体トレーニングに切り替えましょう!!

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