呼吸だけで姿勢は整う!

丹田呼吸

呼吸だけで姿勢は整う!

 

姿勢、いいですか? 自信、ありますか?

 

私は、長年、自分の姿勢にコンプレックスを抱えていました。
思いおこせば、小学校中学年くらいからでしょうか。

親からの一言「お尻をだしてあるいているよ」と。

自分では、姿勢を良くしようとした結果、良かれと思ってしていた姿勢が、
実は、ただの”でっちり”だという事実に、気が付いた瞬間。
思春期目前の女子にはショック以外のなにものでもなかったのでした。

 

それからというもの、姿勢、歩き方、足の動かし方、腕の動かし方、自分なりに研究してはやってみてということを繰り返す日々。
同級生から、歩き方が変だと笑われた日もありましたよ…

笑われても、やっぱりいい姿勢になりたい欲求は消えず、
それは、だんだんと姿勢の美しい人への憧れにかわり、
その代表でもあるようなバレリーナへの憧れに変わり、
バレエができるからだへの憧れへと変化していったのです…

 

バレエダンサーのようなかっこいい姿勢になりたい!

これが、姿勢の悪い私が決めた最初の目標でした。盲目的に。

バレエを踊れるように訓練すれば、姿勢はよくなるし、しなやかなからだになれる!
そう考えた私は、高校生になって、すでにからだが出来上がってからバレエをスタートしました。

最初は、姿勢のコンプレックスをなくしたい一心で始めたバレエやダンスも、
だんだんと、踊る楽しさへを変わっていき、
からだも、まっすぐに伸びるような感覚を身に着けていきました。

バーレッスンのたびに、姿勢をなおされることは毎度でしたが、
週に一回だけでも、シャンと姿勢をただすことで、
姿勢へのコンプレックスも少しずつへり、身長へのコンプレックスも減り、
太っているというコンプレックスも減っていきました。

8cmや10cmのヒールをはいても、姿勢がぐらつかず、歩けたのは、
今思うと、バレエのレッスンの賜物でした。

 

結婚して出産したことで、からだのくせ!再び!

バレエのおかげで、高いヒールもなんのその。
雪の上も氷の上も、ピンヒールで歩いていた若いころ。

そのころの感覚は、
結婚を期に札幌を離れて、バレエをやめたこと、
そして、妊娠出産を期に、おもうようにからだを動かせないこと、

という時期をへて、あっという間に、もとに姿勢悪いずんぐり体形へと戻っていきました。

しかも、無意識のうちに。
子供といると、一日があっというまで、自分のからだに気遣う余裕なんてありません。

もともとスリムとは程遠い体形なのもあって、
とりあえず、とりあえず、痛いところがなくて、毎日動き回れるからだであればOK。

ボディメイクのボの字すら考えた事もありませんでした。

強い憧れを、心の奥の奥の奥の奥に鍵をかけてしまっていました。

 

開脚トレーニングで知る、呼吸の作法

そんな中、ママ友経由で知った開脚トレーニング。

開脚も、バレエをしてたころはできていましたが、出産してからは腰を痛めそうでできませんでした。

開脚でも、とっても大事な呼吸。
呼吸をととのえて、深い呼吸、そして強い呼吸へと変化させてくことで、
柔軟性の高いからだをつくる準備ができます。
これだけで柔軟性もアップする人もいるくらいです。

すこしの腕や足の操作に加えて、強い呼吸ができるようになるだけで
姿勢はぐぐぐっと変わります。

それは、無意識の領域。

がんばって背筋をよくしようと、反り腰になっていた姿勢ではなく、
がんばらなくても良くなる姿勢。

良い姿勢は、美しいからだのラインを作る。

このとき、はじめて、ボディメイクという言葉に気づきはじめたのでした。

お母さんはみんな経験する呼吸が鍵

 

出産の時に、強くいきんだ経験があるお母さん。

そんなお母さんは実は、すでにこの、「姿勢がよくなる呼吸」のこつを十分に心得ています。

ただあの、もうろうとした意識のなか、痛み耐えながら、いわれるがまま、からだの赴くままにしていた呼吸なので,

もう一回思い出してするのは、難しいのが現実です。

でも、きっと、丹田を意識して呼吸するようになると、
あの、ハラの底から吐く強い息で、記憶がほんの少しよみがえるのです。

ほんの少しの記憶をたぐりよせて、そして、また意識的の行うようにする。

それを何度も繰り返すことによって、
無意識でもできるようにするのです。

まさに、『鬼滅の刃』にでてくる、全集中の呼吸です。

呼吸で、姿勢、ひいてはスタイル自体が変化するのです。

一日2万回のトレーニングを無意識にできるようになれば、
おのずとからだは良い方向へむかうはずなのです。

まとめ

呼吸だけで姿勢がととのい、柔軟性も上がり、安定した軸のとおったからだになる。

呼吸は人間だれしもできることです。
つまり、だれでもできるトレーニング。

こつさえつかめば、セルフトレーニングも可能な呼吸。

これから本格的な冬がやってくきますが、
呼吸で、ぽかぽかになりませんか?

鴨川一緒にからだの中からぽかぽかになりましょう!

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