在宅ワークの合間に猫背に効くトレーニング
在宅ワークは姿勢が悪くなる
理由1、適度な緊張感がない
家はリラックスできるようにしている方、多いのではないのでしょうか?
会社からから帰って来て、解放されるところですから、
自分の好きなインテリアにしていたり、
色もリラックスできるよな色を取り入れていたり、
様々なリラックスアイテムも取り揃えていたり、するのではないでしょうか?
リラックスするのはよいことですが、
人に見られている、他者がいることで、
適度な緊張感を保っている会社では、
椅子に座る時も、歩くときも背筋をのばそうとするし、きっと、おまただって開かないようにします。
しかし、誰にも見られていない家だと、
背中がまるまっていようが、歩き方がのろかろうが、
おまたがひらいていようが、きにすることがありません。
気が付いたら、背中がおばあちゃんのように丸まってしまい、
一日中、猫背のまま仕事をしてしまうこともあります。
理由2、会社のような環境(椅子やデスクなど)がない
会社に行けば、書類や文具をしまう十分な余裕のある引き出し付きの広い机と、
動きやすく、作業しやすいクッションつきの椅子があります。
かたや、家ではどうでしょうか?
そこまで、仕事をしやすい環境が整っている人がすべてではないと思います。
家では低いちゃぶ台しかない、なんてことも。
長時間使う机といす、または机が仕事に適していないとすれば、
からだをむりに合わせるしかありません。
理由3、デスクワーク以上に動かない。
会社にいけば、他部署にいって印鑑をもらったり、お茶休憩で給湯室までいったり、
いろいろ、細かくうごいていると思います。
しかし、家だと、
会社ほど動かなくても、手近になんでもあるし、動く必要があまりないので、
ずーーーっと同じ体勢でいることが会社よりも長くなります。
猫背は実は楽ちん
胎内にいる子供のように、
人間にとって、猫背って楽な姿勢です。
猫背というか、背中を丸くしている状態が楽なのです。
眠る時も、自然と背中を丸くしていたり、
柔道の受け身も背中を丸めて床に転げるようにして、衝撃をやわらげています。
背中を丸くすることは、身を守る姿勢。防御する姿勢です。
でも楽な姿勢であるからといって、良い姿勢ではありません。
猫背が続くとどうなるの?
猫背がどこにとって楽かというと、お腹の筋肉にとっては楽なのです。
人間が直立で歩くためにお腹の筋肉が必須なのですが、
筋肉ですから、ほっておけば衰えます。
最低限の機能は果たすでしょうが、長時間座り続ける、立ち続ける、
仕事をするには、少々足りないです。
では、どこに負担がくるかというと、多くは、首や肩周りや腰に負担がきます。
まず、腰。
背中がまるくなることで、腰の筋肉はずっと伸びたままになります。
長時間にわたって引き延ばされた筋肉は、のびたゴムのようになるので、
背中の骨を支える本来の機能も衰えやすくなります。
あまり、長期にわたれば、腰痛の原因になります。
次に、首。
背中が丸くなっても、在宅ワークの時にするパソコン作業で前を見ます。
その時、お腹の筋肉が期待できない姿勢で、
頭の重さを支えるのは、細い首です。
顔を前にすると、それに伴ってアゴがつきでた状態に。
首の後ろは縮まり、ずっと緊張状態に。
首まわりは、自律神経のとおり道ですから、そこが、縮まるということは、ふさがっている状態ります。
ふさがると、頭痛がおきたり、耳鳴り、目のかすみ、自律神経失調など不調がでてきます。
その首を回りの筋肉がささえるために、肩への負担がきます。
いわゆる、肩こりです。
しかも、首や肩周りは腕の上半身の筋肉とつながっていますから、
筋肉の緊張で固まると、さらに猫背になります。
ネコの背伸びのポーズで気持ちよく
在宅ワークだからこそ、仕事の合間にトレーニングを取り入れて、
猫背を人間の背中にもどしましょう。
理想は一か月後には、人間になれること。もとい、猫背が消えている事。
朝起きる前、夜寝る前、ちゃぶ台作業用に
床に近く、四つん這いの姿勢からスタートできるポーズです。
ネコの背伸びのポーズのやり方
①四つん這いになります。つま先はたてます。
②息を吐きながら、両手を前に伸ばします。
③両手をどんどん前にすすめていくと、少しづつお尻が持ち上がります。
④お尻を天井に向けて突き上げて、胸を床に近づけます。
⑤目線は前を見て、深い呼吸を繰り返します。
ここまでは、通常コース。
+ミニマルトレーニング
ここから、もっと呼吸を深めていきます。
⑥猫背に足りない腹圧を足すべく、意識を少し下腹部に向けます。
⑦息を吸います。
吸ったときに、胸が膨らむのではなくて、
下腹部から会陰にかけてふくらむようなイメージです。
骨盤底筋を呼吸で広げます。
⑧息を吐きます。
吐き切ってリラックスというよりかは、
吐く息で会陰を引き上げ、下腹部を引き締めるイメージで吐きます。
上記②と③を3回ほど繰り返します。
伸びただけでは、またすぐに猫背に逆戻りです。
そうならないように、猫背に足りないお腹の筋肉を少しでもつけられるために、
呼吸で内側の筋肉から刺激していきまましょう!
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