2020年9月・10月のテーマは『開脚』

ダイエット

2020年9月・10月のテーマは『開脚』

 

来月のテーマは「開脚」です!
からだが硬いからできない、と苦手意識を持っている人もいるのではないでしょうか?
開脚が苦手な人も、得意な人も、すべての人類が開脚したら、
世界はバラ色になるのではないか?と思うくらい、
私は開脚が好きです。そして、みなさんにも好きになってもらいたいと
心から思うのでです。

180度まで開く開脚は必要ないかもしれませんが、
人生100年、30年後も、40年後も、50年後も、
自分の足で歩き続け、
フットワーク軽く、自由に動くことができるからだになりたい
と願うみなさんには、
絶対必須のトレーニング。

約20年間柔軟なからだを追い求めてきたパーソナルトレーナーYU-kiがたどり着いた、
からだの意識をごろっとかえる開脚するためのシステムをご紹介します。

なぜ、9月と10月に開脚なの?

9月10月は、暦の上ではもう「秋」です。

しかし、秋といいながらも、
日中の気温は30度以上になり、まだまだ暑さは続きます。

8月に入り、連日の猛暑と熱帯夜に加え、
終わりの見えない暑い日々は、
私たちが感じる以上に、からだへのダメージを与えます。

10月もすぎ、涼しくなり、動きやすくなるはずの時期に、
からだに不調が出てきます。

秋は、食欲も増進するし、長い夜を楽しむためにしたいこともたくさんあるのに、
からだがついていかない。なんてことにもなってしまいます。

「開脚」をすると、
股関節まわりがほぐれて、下半身からの血流の流れがスムーズになります。
血流がスムーズに流れることで、冷えにくく、疲れにくい、動きやすいからだになります。

実り豊かな秋を堪能するために、
9月10月の間に、「開脚」でポジティブに動けるからだをつくっておくことが
有効な手段なので、この時期に行うのが超絶おすすめなのです。

開脚に期待できる効果とは?

股関節を柔軟にしてくれる開脚は、
からだもこころも開放的に気持ちよくなれます。
期待できそうなことをまとめてみました。

①女性の健康面や精神面の安定
・骨盤底筋の強化
開脚は=足の筋肉のストレッチと思われがちですが、
内腿の筋肉と骨盤底筋は密接につながっているため、
開脚のポーズで両方の強化ができます。
そして、丹田を意識できる強い呼吸をわかりやすく感じとることができます。
・血流の流れがスムーズに
股関節から太ももにかけては、太い血管、そして、太く大きい筋肉が集中しています。
そのため、動かせるようになると、各段に筋肉のポンプ機能が強化されて、
血流がアップします。
・冷えにくくなる
血の流れがスムーズになり、全身への巡りがよくなれば、
血流が滞っている部分の冷えにアプローチできます。
・ホルモンバランスが整う
骨盤底筋群の強化ができるということは、
産後のゆるんだからだの中心である、膣まわりを柔軟に保てるということです。
骨盤底筋群のゆるみは、出産経験もさることながら、
女性ホルモンの減少でもおこります。
つまり、加齢によって女性ホルモンが減少し、骨盤底筋がゆるくなる、
というサイクルは、だれにでも起こり得ることなのです。

逆に考えれば、柔軟性を保つことで、女性ホルモンのバランスを整える
効果が期待できるというわけです。

・尿漏れ防止対策

骨盤底筋群のゆるみは加齢により、どんな女性にも起こり得る事。
そして、それが顕著に表れるのが、”尿漏れ”現象です。
産後はおこりやすい”尿漏れ”
いつか戻るだろう、とたかをくくっていたら大間違い!
骨盤底筋群も筋肉ですから、鍛えなければ、衰えていくだけ。
尿漏れ防止対策としても、
開脚は有効な手段だと期待します。

②ダイエット


・内転筋が鍛えられることでやせるために筋力がつく
うちももは、通称、やせ筋。のひとつ。
やせたかったなら、内転筋を鍛えない手はありません。
・血流の流れがスムーズで基礎代謝もUP

血流がスムーズ→酸素が全身に行き渡りなすくなる→脂肪を燃焼しやすくなる
筋肉量も落ち始める30代から、合わせて、全身への酸素の供給がおちて、
新陳代謝が若いころのようにはいきません。
だから同じようにやっても痩せにくいということになるのですが、
筋肉をきたえつつも、血流をスムーズに流れるからだをつくることで、
基礎の代謝をしやすいからだになり、
ひいては、ダイエットが成功しやすいからだになる、というわけです。

・インナーマッスルの強化

ふだんは意識しにくいインナーマッスルも、
開脚で呼吸を深く行うだけでも、刺激になります。
スポーツ選手と同じようにインナーマッスルのトレーニングをするよりも、
呼吸をするための、
生きることに必要な筋肉からインナーをきたえることが、
一般のトレーニングする人にとっては、役にたちます。

③ボディメイク
・姿勢がととのう

開脚するからだにしようとすると、
骨盤の傾きを調整する必要があります。少し前傾にならないと、
足はきちんとひらかないので、
骨盤から姿勢を正しくすることができます。

・脚やせ

ふだんは使いきれていない内転筋や、ハムストリングスを
適度にストレッチしつつも、筋肉への刺激をいれることで、
脚やせ効果をねらえます!

開脚の難易度別種類をまとめました。

レベル1、開脚前屈
まずはスタンダードに左右に脚を開いて、上体を前に倒す開脚です。

レベル2、前後開脚
いわゆるスプリッツというやつで、前と後ろに脚を開く開脚です。
主に、ハムストリングスの柔軟性と前モモの柔軟性のバランスを使います。

レベル3、立ち開脚
ヨガのポーズの一つですが、開脚前屈のたったバージョンです。
重力に頭の重みを合わせるので、股関節が柔らかく使えるようになれば、
比較的楽に行うことができます。

レベル4、Y字バランス

Y字→I字といきたいこのポーズ。
立ったままバランスをとりつつ開脚をするので、
難易度は高いです。
ここまでくれば、他の開脚もできるようにコツがつかんでいると思います。

そして、できれば、手で脚をつかまずに、
脚だけでY字バランスができるようにすることが理想ですね!

まとめ

9月10月は「開脚」です。
たぶん、毎年秋口にはこのルーティンになりそうな気がします。(笑)
ここで、開脚システムの動き方を習得しておけば、
他の運動にも転用できるし、
冬に不必要に肥えることもないはずです。
本格的に寒くなる前に、やっておきましょう!!!!

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