からだで感じる黄砂

ゴールデンウィークも過ぎたあたりから、
急に気温がぐんぐんあがり、まるで、夏のよう…

しかも、個人的感想ではありますが、ものすごく空気の乾燥を感じます。

３０も半ばを過ぎたころから、乾燥にたいして、ものすごくからだが敏感になりつつあります。

気象庁がどうの、とか、データがどうのとかではなくて、
乾燥して、埃っぽいというのを、肌で身をもって感じるのです。

そう感じている矢先に、ニュースで『黄砂』の二文字。
ああ、そうか、黄砂とか、ＰＭ２．５とか、花粉とか。。。。

晴れていてすがすがしいはずなのに、
なんか、こう感想しているというか埃っぽいとというか、

乾いた空気による息苦しさ、を感じるのです。

水をのんでものんでも干上がるようなこの空気感。

早く終わってほしいと願いつつ、良い機会なので、「黄砂」について調べてみました。

黄砂とは

黄砂とは、ユーフラシア大陸内陸部タクラマカン砂漠、ゴビ砂漠や黄土高原などの乾燥・半乾燥地域で
強風によって数千メートルの行動の巻き上げられた土壌・鉱物粒子が偏西風に乗って飛来し、
大気中にただよう、もしくは降ってくる現象です。

本来であれば、これは自然現象なのでたいした問題視もされていなかったようですが、
中国にたくさんの工場ができてきて、そこから排出される汚染物質が、
黄砂にのって、日本へやってくるようになり、
なおかつ、それで健康への影響が出るようになったので、

注意しなくてはならなくなりました。

黄砂の時期

２月ころから黄砂の影響が出始めて、３月～５月がピークになります。
なぜ、この時期になるかというと、
発生源になる中国内部にある砂漠地帯では、雪解け後に、乾燥した地面が表れ始め、
しかも、まだ十分に植物が生えていないため、砂塵嵐が発生しやすいのです。

しかも、この時期に吹く西風が、
大陸から日本へ砂塵を運んできてしまいます。

特に５月過ぎてから、急に体調が変わって、
もしかしたら、黄砂やＰＭ２．５なんかが影響しているかも、と思っている人も少なくないはず。

からだへの影響は？

ここ最近のからだの変化に黄砂を疑ってみてもいいかもしれません。
ＰＭ２．５は改めて調べてみようとおもいますので、
黄砂の影響に当てはまる症状があるか、確認してみてください。

①アレルギー反応

目のかゆみ、結膜炎、鼻水、くしゃみなど、顔のあらゆる粘膜期間に反応がでます。
粘膜だけではなく、全身かゆかったり、かさかさだったりもします。

スギ花粉も飛散している時期なので、
もう、どっちがどっちかわからないけど、とにかく何とかして！って叫びたくますよね。

②呼吸器疾患

気管支喘息や、気管支炎、ひどい場合は肺炎にいたることも。
黄砂じゃなくても、
新型ころなウィルスでも肺炎の症状があったりしますが、
黄砂の場合は、発熱はしにくいので、そこで違いがわかりそうです。

それでも、肺機能が弱ってしまったところに、ウィルスがはいったら最悪ですね。

③循環器疾患

心筋梗塞の入院や発作も、この黄砂の時期、黄砂の濃度が高くなると、
多くなるようで、因果関係はまだ調べ途中のようですが、
関連性があるかもしれません。

どうやってかだを守る？対策

とにかく、家にもちこまないように気をつけなくてはなりません。

・必要以上屋外へでない。

これは、新型コロナウィルスのために、不要不急の外出をしないようにしているので、
まあ問題なくできるでしょう。

・洗濯物を外に干さない。

お日様、照ってるのにねえ。洗濯日和なのに…

・窓をあけない

コロナウィルスの影響で、換気は絶対に必要と言われているし、
お店というお店が、入口のドアをオープンにしているけれど、
黄砂を考えると、どうしたらいいか、悩ましいですね。

やはり、コロナ優先でしょうか…

せっかく気持ちい風が通るじきなのに！！

わたしの対策

心配機能を上げたくても、外に出て運動できないとなると何ができるでしょうか。

今は在宅ワークなので、黄砂に限らず、家でできるトレーニングが有効だと思います。

個人的おすすめは、
ワイドスクワットとエンジェルボディヨガです。
エンジェルボディヨガでは、

足のうらから頭の先まで、インナーマッスルを通って空気の通り道をつくるので、
強い呼吸の訓練にもなります。

まとめ

花粉、黄砂、ＰＭ２．５
とりあえず、今知ることのできるこの三つの要素でも
充分にアレルギー反応を引き起こします。

しかも、それぞれにアレルギーがなかったとしても、複数の要素がからまって、
アレルギー症状を発症しやすくなります。

緊急事態宣言が終わりとともに、
黄砂やＰＭ２．５などの汚い空気も５月末には過ぎ去ってほしいものです。

それまでの辛抱でしょうか。せっかく天気も良くて、外で思いっきり遊びたいのにできない。

環境からも、社会からも制限がかかりすぎて、フラストレーションとストレスで、つらい。つらすぎますよね。

まずは自分のできることから。
空気清浄機をつけて、ヨガをやって、スクワットをすることに励みましょう。